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留学前にやっておいて良かったこと・やっておけば良かったこと [英語]

はじめに

この記事は、これからハンガリー医学部に留学する人、興味のある人に向けたものです。

あくまで個人的な経験を元に、ハンガリー医学部留学前にやっておいて良かったこと、やっておけば良かったと感じることをまとめておきます。

私は日本で生まれ育ち、ごく普通の学校に行って留学したいわゆる純ジャパなので、そうしたバックグラウンドの方にはより親和性のある内容かと思います。


参考までに、留学前の私の状況を大まかに並べておきます。

・高校卒業直後 (生物・化学選択)
・留学/海外在住経験なし
・英語のスコア測定経験なし 

(*高校の偏差値は60くらいで、その中でも平均的な学生でした)

かなり大雑把ですが、このようなものでした。


今回は英語についてお話しします。

またこの記事は「私は留学前はこうしてたからみんなも同じようにすべし」というものではなく、あくまで当時の私の英語レベルからスタートして上手くいった(と思っている)こと、そして振り返るともっと効率よくできたと感じることについて書いています。


[やっておいて良かった] 単語・文法に集中


英語の重要さはもはや強調するまでもないと思いますが、まずは私が実際にやったことから書いていきます。

結論から言うと「単語と文法を重点的に勉強」 していました。


これは当時の私には効果的な時間の振り方だったと思います。

そう考える理由として、まず当時はリスニングやスピーキングに関することをやってもよくわからない部分が多く、時間効率が著しく悪い状態だったことが挙げられます (後にもう少し踏み込んで書きます)。

実際に「聞き流すだけ」などでなんとか楽しようと試みましたが、大した効果は実感できませんでした。

全く知らない単語は聞きとる云々以前の問題ですし、文法がわからなければ頻出する単語の規則性も掴めません。

ルールがわからないスポーツを観ているような気持ちでした。


(つまりそれくらいのレベルで留学しようしていたということで、英語が不安という方の参考と気休めになれば幸いです。)

特に、単語と文法を重点的に勉強したことで、予備コースに入って教科書を読む際、ある程度ストレスなく読めるようになっていたのは大きかったです。

「英語でも勉強できる」という心理は、様々な面でかなり前向きな力になります。

現在、ハンガリー医学部留学を控えている/興味を持っている皆さんは、「サイエンス系の教科書をある程度ストレスなく読めるか」を英語力の目安の一つにしてもいいと思います。

[ ↓予備コースで使用されているBiologyの教科書です↓ ]


留学前の単語と文法の学習には以下の教材を使いました。

周回しやすいものならなんでもいいでしょう。

mikanなどの英単語アプリもとても使いやすいのでおすすめです。





[やっておけばよかった]  オンライン英会話


「外国語でコミュニケーションをとって関係性を築いていく」ことの実践感は、留学経験ゼロだった純ジャパの私にはなかなかのものでした。

オンライン英会話がより身近になり、今では日本にいながらでも英語環境を安価で整えることができます。

上記の「単語と文法に集中」と矛盾しているし、リスニングができない状態で何をと思うかもしれませんが、初心者には初心者の会話レベルがあります。

今だからわかる、英会話の複合的な利点としては以下のようなものです。

・細かい方法論抜きに、言語に取り組むモチベーションが大きく違う
・スピーキング/リスニング等のより実践的なポイントが掴みやすい
・実際の会話を通してのみ身につく会話能力


それぞれの利点について細かい話をしていきますが、まとめると

「リスニングもスピーキングも会話のツールで、実際やらないとわからないその他の要素も多く、実際に会話したほうが色んな効率が遥かに良いし、モチベーション的にもかなり良い」

というような内容になっています。


[やる気の継続が1番重要]

私個人でいうと、英語で話しかけられて咄嗟に切り返しができないもどかしさや、この英語は正しいのかという不安、相手の英語を聞き取れなかった時の焦りはすごく強力なモチベーションになりました。

単語や文法の勉強であっても、「実際に自分が使う」という明確な目的があるのとないのでは身になり方が全く異なります。

言語は実際に使ってなんぼというのは、いくら説明しても伝わりきらないかもしれません。

心理的なアプローチはどうしても抽象的で見過ごされがちですが、「モチベーションを保つための定期的な刺激」は本当に重要です。


[リスニング/スピーキングの要領]

これはもう少し進んでからの話ですが、初期の段階では、書かれればわかるけど話されるとわからないことが多々あります。

例えば口語では発音の流れや強弱・省略があり、単語単体の場合と同じ発音がされないことも多いです (カタカナ英語の弊害は大きい) 。

YouTubeなどには以下のように文章中の英語の発音に関する動画が数多くあり、さらに無料で、教材には困りません。


そして実際の会話の中で試行錯誤しながら、それらの言い回しが聞き取れた・伝わったときの成長の実感はとても嬉しいものです。

リスニングやスピーキングなどの細かい方法論を述べる本は多いですが、基本的に教材に使われている英語は発音がはっきりしすぎていて、実際の会話と差があるのが個人的な印象です。

結局言語は伝わってなんぼ、実践を通して/しっかり実践を想定して学ぶという姿勢があれば何をやっても身になります

私自身も、自分が話す/聞くという当事者感覚をしっかり持ち、「このフレーズがどう発音されてるか毎回わからない」や「学校で教わったことと大きく違うな」などの試行錯誤をするようになってから会話能力が飛躍的に向上しました。



[スピーキング/リスニングに足りない要素]

会話をざっくり分けると以下の3ステップに分割できます。

「聞きとる→理解した内容への返答を考える→話す」


一般的なリスニング/スピーキングでは、真ん中の「理解した内容への返答を考える」部分になにもアプローチされていないものが多いです。

パッと話しかけられて返答に詰まるという場合、聞き取れていない/使いたい単語が出てこない/文法に不安がある等の様々な理由が考えられますが、私が日本語と英語の言語としての差を大きく感じたのは「同じ内容を伝える異なる言い回しの多様さ」でした。

英作文は比較的これに近い部分の学習かな思います。

( こちらの本は言い回しの幅のアイデアがよくまとまっていたので本を読みたい方は是非。)


繰り返しになりますが、言い回しの多様さも「言われて理解し、言って伝わる」実感を伴いながら身につけていくのが1番効率がいいです。


終わりに

ここまで読んでもらって、「単語と文法に優先順位を置いてサイエンス系の勉強ができる下地ができたのは良かったけれど、英会話は色んな意味で効率が良いからさっさとやっておけば良かった」というメッセージが伝わっていればいいなと思います。


また、始めに書いておくか迷いましたが、みなさんが留学されることを前提として、日常会話と学術英語は違うことはお伝えしておきたいです。

私なりの理解でいうと、学術英語は「できるだけシンプルな理解・説明」を目的にしたものです。

重点は会話/応答自体ではなく、文章構造にある程度の型があります。

対して日常会話は言わばフリースタイルで、応答や言い回しの自由度がかなり高いです。


「教科書は読めるけど日常会話はまだまだ」という状態は、私を含め大半の日本人留学生に当てはまります


この記事では、[やっておいて良かった]で学術英語への準備ができたことへの評価、[やっておけば良かった]で日常会話への準備はもう少しできることがあった反省をまとめています。

学生としては、学術英語が実務的な英語、日常会話は生活を豊かにする英語といったところでしょうか。

英語の基礎が足りていなかった身としては、同じ段階の人はしっかりと単語と文法を身につけて学業に備えることに優先順位があると感じます。

とはいえ、リスニング/スピーキング等その他の方法論を否定したいわけではなく、それらは会話のツールでしかないのだからさっさと会話を始めて色んなメリットを享受すべきという、当時の私自身へのアドバイスの気持ちで書きました。


誰かの何かの役に立てば幸いです。

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ハンガリー国立医学部、入試、大学生活など勉強に関することを書いていきます。 https://mobile.twitter.com/BHcUL2eMPdWCe0f
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