土偶恋話01

好きでもない人と付き合うのは優しさじゃないよね。

モテない人を好きになってしまうわけです。
私の好みのタイプっていうのは、とにかくエキセントリックな人。

養老孟司さんとか。(笑)

とにかく変わった人が好きなんですね。
ダンナと付き合う前に好きだったのはショップの店員さんで、
意外と普通に「棚卸しをしている姿が素敵だった」という理由で一目惚れ。

しかし、本人曰く「見たらわかるでしょう?」というほど、見た目がモテないタイプ。

しかし、「棚卸しをしている姿が素敵だった」から恋をしてしまった私には理由がなく、彼はその「理由のない動機」がこわかったようです。

それでも付き合ってくれたのは当初、

私が19歳のプリップリの乙女だったからでしょうか。

しかし、音楽オタクだった彼にとって私は、なんの文化的知識もない魅力なき女性だったので、3回付き合って3回フラレました。

理由は、他に好きな人がいるから。

今ならわかるのですが、好きでなくても、付き合ってから好きかどうか判断するのはいいのです。同時に人を好きになれるカップルなんてそうそういないし、相手にもチャンスを与えられる。でも、せめて2回で振っておいた方が親切ってものじゃないでしょうか。

相手がモテないせいで諦めきれずに何度も付き合う羽目に合い、本当に好きだったので良いように振り回され、自分の中で踏ん切りをつけることができませんでした。が、

最終的には相手を往復ビンタで10発殴って自分に踏ん切りをつけました。

「あ~ん??? じゃあ、好きでもねえのに3度も付き合ったってことっすよね。じゃあ、殴っていいですか?」

って。直感で「殴ったら踏ん切りつく」と感じていましたが、やっぱり殴ったら踏ん切り付きました。

若いって、大変だよね。(;´Д`)☆

つづく

毎日、楽しい楽しい言ってると、暗示にかかって本当に楽しくなるから!!あなたのサポートのおかげで、世界はしあわせになるドグ~~~!!