見出し画像

小論文③短歌俳句川柳

今週も小論文の課題を出しました。

高校入試では短歌や俳句の問題がよく出題されています。

静岡県でも出題されています。

今回は入門編ということで、4つの選択肢の内、3つを川柳、1つを俳句にし、好きな句とその理由を記述するテーマにしました。

解説では表現技法を一通り紹介しました。

評価が1番高い子は、表現技法に着目した展開ができており、素晴らしい文章が書けていました。

一方で、内容の薄い生徒も多かったです。

何か言っているようで、何も言っていない。

そんな文章が目立ちました。

具体性がないと、薄っぺらい内容になってしまいます。

「良いと思った」

の前後にその理由が必要ですし、その理由も読み手が納得するものでなければなりません。

具体的な出来事・経験などを絡めて書くことで、納得感が増します。

今夏は大半の生徒が、親しみやすさから川柳を選択しましたが、表現技法の観点では俳句の方が書きやすいです。

ストレートに自分の好きな句を選ぶのもありです。

しかし、書きやすい句があるのも事実です。

解説では、自分が選択しなかった他の3つの作品についても確認してもらいたいと思います。


本当は来週の分も課題を用意していましたが、夏の小論文シリーズはこれで終了にします。

全体的に英語の小テストの結果が良くないからです。

来週からは全ての生徒に2学期の予習に入ってもらいます。

小論文はまた機会があれば実施したいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?