青春時代の友人とは気軽に話せる
私は自分を表に出さないタイプの人間です。
どちらかというと人の心を優先して、自分の気持ちは後回しにする、遠慮がちな性格なので、これまで本当の自分を人に見せることがほとんどありませんでした。
67歳になってやっと「そんな考え方では自分の気持ちが置いてきぼりになってしまって、後悔することが多くなる」と考えるようになり、少しずつ自分の思いを主張をするようになってきました。
70歳を前にしての自己主張、ちょっと遅すぎるかも知れません。
これまでは自分を抑えるあまり、人と会話していると疲れる事が多かったのです。何とも無駄な気の使い方かも知れませんが、そこが私のめんどくさいところです。
私と同じような方もきっといらっしゃるんじゃないでしょうか。
こんな私も、大学時代の同級生で、職場の同期だった友人とは、気楽に会話することが出来ます。私は定年して2年半、友人は最近やっと会社の重要な役職から離れることになりました。そんなこともあって久しぶりにランチの約束をしました。
その人とはとても気楽に話せるので、私はしんどくなることがありません。こんな友人が居て良かったと思いました。
異性ですが特別な意識も無く、会社の事、家族の事、自分自身の事など、バリアを取り払って、今の心配や将来への不安、愚痴などあけすけに話していました。
私はこの年代になって、こんな友人が居るのは嬉しいことだと思います。
大学の同級生である事に加えて、職場での新人の頃の共通体験があるからだと思います。青春時代を共に過ごした仲間とは、何となく分かり合える何かを感じるのです。
気楽に話せる仲間がいることに感謝しました。
【毎日がバトル:山田家の女たち】
《何でも素直にしゃべれたわい》
※92歳のばあばと娘の会話です。
「そうじゃと思うね、私にも青春を同時期に過ごした友人が居ったよ、気の置けない友達よ、昔の事を懐かしんでね、何でも素直にしゃべれたわい、相談しても親身になってくれたしね」
「お母さん、最近は友達にも会えんねー」
「寂しいわい、元気かなー」
青春時代を共にした仲間たちと会うことは難しくなった母ですが、久し振りに記憶の中の懐かしい顔が浮かんだようです。
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