手にした一冊で私はキレイになる。
ブティックの試着室で鏡に写った自分の顔を見てギョッとしました。
「私ってこんなにメイクが下手だったっけ」
コロナ禍で自宅に籠る事が多く、外出する時にはマスクをつける日々を送っていたら、いつの間にか私はメイク音痴になっていました。
若い頃、母から「あんたはメイクが下手くそなんよ、お化粧せんかったら立体感があるのに・・・」と言われていたことを思い出しました。
アナウンサー時代には、メイクアップアーティストの方に出演していただいて、変身番組までやっていたのに、歳月とは恐ろしいものです。定年退職してからは、メイクを楽しむ気持ちすら忘れていました。
そんな私が、久々に張り切ってメイクをしてみようと手に取った本が、「メイクがなんとなく変なので 友達の美容部員にコツを全部聞いてみた」です。
その本は、マンガのような装丁でした。
表紙には「世界一ゆるくて世界一使える美容本」「5年以上同じメイクのあなたへ」と、私をくすぐるようなコメントが書かれていました。
「メイクがなんとなく変なので 友達の美容部員にコツを全部聞いてみた」
何とも長いタイトルのこの本はマンガ家の吉川景都さんが、小学校からの幼馴染で美容部員歴10年を超えるBAパンダさんに 素朴なメイクの悩みや疑問を投げかけて、解説してもらっているメイクのハウツー本です。
項目は眉・アイメイク・ベースメイク・チーク・リップ、スキンケアなど幅広く、内容はとても分かりやすくて目からうろこの情報ばかりです。
例えば「アイシャドウを塗る時は縦割りでグラデを作るとキレイ」とか、
「チークは使い方よりもブラシがすべて」とかそのコツをマンガで紹介した後に、BAパンダさんが何故そうするのがいいのか、概念的な解説を書いてくれているので、いつの間にか情報が頭にスーッと入ってきます。
嬉しいことに、お薦めのメイクアイテムまで紹介されているのです。
BAパンダさんが本の中で「うつむき加減のお客さんがカウンセリングの後新しいコスメを買って帰る時に、頭を上げていてくれたら本当にこの仕事やっててよかった!と思う」と言っていました。
私は、何となく手にしたこの一冊で、メイクを楽しもうと言う気分になって、ちょっぴり前向きに明るくなりました。
大げさでなく「この本で私はきっとメイク上手になってキレイになるはず」そんな思いが芽生える一冊です。出会えてよかったと思いました。
最後までお読みいただいてありがとうございました。
たくさんある記事の中から、私たち親子の「やまだのよもだブログ」にたどり着いてご覧いただき心よりお礼申し上げます。
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また明日お会いしましょう。💗
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