温泉・自然・人情・美味しいものがある♡移住するなら愛媛

92歳の母に聞きました。
「コロナ禍がきっかけで移住を考えている人たちが多いでしょう、お母さん、もしどこにでも住めるんだったらどこに住みたいと思う」

私の質問にいつも明快な答えを返す母は、何と答えるんだろうと期待していた私に母が言いました。
「私は、ここがええ」

「えー、お母さんどこでもいいんだよ」
「それでも、私はここがええよ」

私は敢えてもう一度聞きました。
「どこでもええじゃったら、どこかあろう・・・」
「いいや、私はここがええ、すべてに慣れとろう、ここがええ、この場所が気に入っとんよ」と揺らぐ事がありません。

考えて見れば、母にとって住み慣れたこの街が一番住み心地がいいのかも知れません。

穏やかな瀬戸内海に面していて、車で30分も走れば自然豊かな山があって、路面電車で移動すれば旅人気分で道後温泉に入る事も出来る。
本当に住みやすい魅力的な場所だと思います。

日々の暮らしの癒しのスポットも周辺にはたくさんあって、美味しい海や山の幸がいっぱいで、ほとんど一年中新鮮な柑橘が食べられるいい街です。

「そう考えれば最高かも知れないな」と思い始めました。

私が住んでいるのは愛媛県松山市です。

東京や大阪などの大都市とは違った、地方都市ならではの、のんびりとした空気感あって、人情もそれなりに熱い場所です。

灯台もと暗し。自分の住んでいる地域のいい所を忘れていました。

母の言う通り、愛媛県はとても住みやすい場所です。


令和3年度に愛媛県に移住してきた人は4900人以上いるそうです。
特に私が住んでいる松山市や近くの西条市、今治市が人気だとか。

子育てのために自然環境がいい場所を選んだ人、都会の仕事を継続しながらリモートワークでクリエーターをしている人、農業がしたくて愛媛を選んだ人など様々ですが、やはり地方都市の住みやすさが大きな魅力なんだと思います。

移住者の住宅改修のための支援事業や移住支援金が出る地域もあるようです。

移住者の皆さんは「穏やかな気候風土や人との繋がり、子育てする環境がいい愛媛県は魅力ある移住スポットだ」とコメントしています。

母に言われて気付きました。私は「どこでも住める」としても愛媛県がいいなと思います。

それほど、生活者にとって、魅力的な街なのです。改めてこの街に生まれて良かったと思っています。

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