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母のこだわりはとんでもない

noteの投稿記事にも表れているかもしれませんが、私はとてもこだわりが強いのです。自分がやりたいスタイルがあるので、こうしたいと考え始めると中々諦めることが出来ません。
自分でも、めんどくさい性格だなと思っています。

この性格はきっと母の遺伝子を受け継いでいるからです。
母のこだわりは半端ありません
日常の様々な事にこだわりますが、最近は特にイラストへのこだわりに驚かされます

92歳のおばあちゃんが2年半ずっと毎日イラストをSNSに投稿し続けている事だけでも凄いと思いますが、投稿作品を創作するまでの生みの努力に脱帽です。
こだわりの連続で「もうこれくらいでやめとこう」と言うことが無いのです。

描いても描いても納得できないようで、仕事場代わりにしているリビングにずっと座って筆を走らせています


「疲れるから、いい加減にしたら、座りっぱなしだと足が痛くなるよ」と言うのですが
「これだけは描いてみる、中々上手くいかんのよ、難しいわい」
と言いながら筆を置かないのです。

「あんた、イラストのモチーフになる資料をスマホで調べてくれん、細かいところが分からんけん
「お母さん、程々でええけん、そんなに集中したら目に悪いよ」
あんた、これだけはやっとかんといかんのよ
「お母さん、締め切りなんかないし、今日せんでもええんよ」

こんな感じで母の作業は、気が済むまで終わりを見ないのです。
母の中には「まーこのくらいでええわい」と言うことがないようです。

このこだわりがあるからこそ、母は92歳を過ぎても進化し続けているんだと思います。人生のいいお手本が身近にいて私は幸せなのかも知れません。


【毎日がバトル:山田家の女たち】

《納得するまでせんと気が済まんのよ》

※92歳のばあばと娘の会話です。

「私は子供の頃から少しも変わってないんよね、早くにお母さんが亡くなったけん、何でも自分からやりよったんよ、それが続いとるんよ」

「お母さん、いい加減でええと思わんの」

「自分なりに納得するまでせんと、気が済まんのよ」

「適当にしようって思わんのー」

「そんなこと一回もないんよ、最後まで突き詰めんと気持ちが悪いけんね」

母の言葉を聞いて、私はつくづく母に似ているなと思います。



また明日お会いしましょう。💗


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