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マスクに奪われたもの

たった一枚されど一枚、ハンカチよりも小さなものに、今、私たちの日常は支配されているような気がします

マスクで鼻と口を覆うことで、コロナウイルスを取り込むことも、人に撒き散らすこともかなり防御できているのですから、守らなければいけない、コロナ禍の重要なルールです。

当然それを頭において、マスクが当たり前になった日常の残念な事を書いておきたいと思います

マスクをしていると、目だけで語ることになります。目だけの情報では、人の心も十分読みとれません

マスクをすることで感情の表現が薄くなりました。

笑顔も少なくなりました。コメントの数も少なくなりました。たったマスク一枚に感情を吸いとられているのです

私は最近よくマスクの中で、思いっきり口角を上げて笑顔を作っています。敢えてそうしないと笑顔でいることが少なくなったからです。

口角が上がっていないと間違いなく老けるのです

目は笑っていたとしても、マスクの下はどんな表情なのかは分かりません。舌を出していても口が歪んでいても見えないのです。ある意味恐ろしいと思います。

人の社交性にも影響を及ぼします

相手が誰だか認識するまで時間がかかるので挨拶する機を逃してしまうのです。マスクがあることで、コミュニケーションにバリアができるのです。

極端に言えば、たったマスク一枚が命を救うと同時に、人としての心を奪っているのです。皮肉な話だと思います。

自らマスクに打ち勝つためのコミュニケーションの力を持つ必要がありそうです。

マスクをしていても心が通うコミュニケーション法をみつけなければと思います。

【毎日がバトル:山田家の女たち】

《お化粧はせんなったねー》


「ジェスチャーで表現したらええんよ、マスクしとっても会話する努力は必要じゃけど、難しいわいねー」

「お母さん、マスクすることで変わったことある」

お化粧はせんなったねー、めんどくさいけんね、息もしづらいしね、ほじゃけど鼻マスクはいかん、後はマスクのお洒落で楽しむのみじゃね

家に閉じこもっている母は、ほとんどマスクは付けていませんが、マスクを付けると感度が鈍ると言っています。様々な思考の邪魔になるようです。

家族団欒マスクの下の笑顔かな


今日の文章投稿をイメージして母がコラボ作品を制作しました。
イラストは家族で出かけている一コマですが、目だけではそれぞれの思いが汲み取れません。
実はマスクの下は笑顔なのです。コロナ禍で表情が見えにくい時代ですが、楽しい時は思いっきりの笑顔でいたいですね。

最後までお読みいただいてありがとうございました。たくさんある記事の中から、私たち親子の「やまだのよもだブログ」にたどり着いてご覧いただき心よりお礼申し上げます。この記事が気に入っていただけたらスキを押していただけると励みになります。

私のアルバムの中の写真から

また明日お会いしましょう。💗

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