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ばあばと私の夢トーク

ある日の深夜、階下から母の叫び声が聞こえました。私は二階から降りて、急いで母の寝室に駆けつけました。

「お母さん、どしたん、どこか苦しいん」と、尋ねると母は「夢を見たんよ、恐ろしかったわい、私は一生懸命逃げるんよ、ほじゃけどどこまでも追いかけてくるんよ」

「何が・・・」と聞くと
「分からんけど、追いかけてくるんよー、あー怖かった、でももう大丈夫じゃ」とほっとしている様子です。

母は、最近よく夢を見るそうです。

「お母さん、見るんはどんな夢が多いん」と聞くと、「トイレに行きたい時にねー、トイレにたどり着けんのよ、崖や峠を越えるんじゃけど、足元に大きな木の根っこがあったり、断崖絶壁じゃったりして、行けんのよねー

「えー、お母さん、それ何時頃の話」

「2時頃かなー、3回も目が覚めるんよ、その時間に寒なるけんかなー

「それは大変じゃー、他にはどんな夢見るん」

「昔の友達がねー、次々出てくる夢かなー、最近は会うことが無い人の夢を何人も見るんよー

「お母さん、実は私も最近夢を見るんよねー」
「あんたはどんな夢なん」

仕事の夢が多いかなー、難しい仕事を無理強いされる夢とか、昨日はねー、あなたは仕事が出来ないから必要ないって言われて物凄く悲しい思いをしたんよー、それで目が覚めたんよ

「あんたは、それはストレスじゃないんかね

「ほうかも知れんねー」

私と母は夢の話で盛り上がりました。

調べてみたら、いい夢を見るためには、寝る前にポジティブなことを考えるのがいいそうです。

今日は楽しいことを考えてお休みしようと思います。

【毎日がバトル:山田家の女たち】

《今日から寝る前にポジティブな事考えて》

※92歳のばあばと娘の会話です。

だいたい寝る前に寝室の暖房を切るんよね、しばらくは温まっとるけど、2時ごろに冷えてくるんよ、それで夢を見るんかなー

「お母さん、暖房をずっと付けとったらええんじゃないん」

「そうすると喉がしんどなるんよ、それでトイレに行った夢を見るんかも知れん、そんな気がする」

お母さん、今日からは寝る前にポジティブな事を考えてみて

「ハイ、そうしてみます、暖かくなったら、夢を見んかもしれん」

母の深夜の夢は本当に大変そうなので、早く解消してあげたいです。


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