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【hint.52】一眼レフカメラですもの

 おはようございます。東京・吉祥寺を拠点として活動している、山田 鷹(やまだ たか)です。

毎朝、noteを書き始めて、50日経ちました

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 昨日、突然なごやかな気持ちにさせてもらえる光景が、道ばたにありました。

 僕は普段、高齢者の方のお宅を訪問して、その日の体調をうかがったり、体力が落ちてしまわないように運動をしてもらったり(時には、体力維持のために僕も一緒に運動したり)、たとえば介護をしているご家族とご本人さんとの関係性のメンテナンスにひと役かったりなど、いわゆる「訪問リハビリテーション」という仕事をしています。

 事業所にもよりますが、都内ということもあり、自転車で各々のお宅を訪問することもよくあるんですね。

 昨日もそんな感じで、自転車で移動をしていたとき、ふと少し遠くの交差点のあたりで、一人のおじいさんが一眼レフカメラを真剣に構えている様子が見えました。

 しゃがんで片方の膝を立て、もう片方の曲げた脚の膝を正面へと突き出すようにする、あのよくやる姿で。

 そこは、人通りはまばらでした。

 僕はそのとき少し急いでいました。

 次の訪問先がちょっと遠いところだったので、はぁはぁと、最近少しずつ市民権を得てきた感のある車道を懸命に走っていたので、そわそわとしていたと思います。

 ちょうど交差点になっていたので、真剣な姿のおじいさんは見えるけれども、何に狙いを定めているのかまではすぐにはわかりませんでした。

 僕はそわそわしつつも、なんだなんだ、といった感じで、すぐ近くを走り去ろうと交差点に差し掛かり、おじいさんが心を奪われているそれを見たとき、僕も思わず微笑んでしまいました。

 大きくて優しそうな雰囲気をした、おそらくそのおじいさんの飼っている犬が、えっ?そこで?!という場所で腹ばいになって、おじいさんに笑みを浮かべてくつろいでいたのです(拝借した画像はライオンですが、見つけられた中では一番イメージに近かったので)。

 なんだかとても絵になる光景でした。雑誌に掲載される写真を撮っているような雰囲気を感じました。

 僕は犬には詳しくないのですが、たぶんゴールデンレトリバーだったんじゃないかな。

 青い首輪と、そこから伸びるリードが印象的でした。

 散歩の途中だったんじゃないかと思います。

 毎度、その場所では二人だけの「おきまり」があるのかなと感じました。

 一眼レフカメラですもの。

「そわそわ」が「ふわっと」軽くなりました。

あ、そうだ、その勢いも借りて、昨日はブログの更新を頑張りました。

よかったら覗いてやってくださいな。

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