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【2023.1.24.】活動と参加へのアプローチ⑪「訪問リハでの最初の目標設定は? 活動と参加へのアプローチの始め方1」

※このコラムはどなたでも全文お読みいただけます。

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先日とある訪問リハ系の研修会のグループディスカッションで目標設定などについて話し合っているときに

わたしが、「訪問でまず取り組みたいなと思う事の一つは、
パジャマ姿の利用者さんが、普段着に着替えて待ってくれているようになることですね」

という話をすると、理学療法士さんから

「それは、やまださんが作業療法士だからかな。作業療法士の視点だと思います。

と感心されました。

着替えていてくれているから、外に出ることにつながっていくこともある。

着替えていてくれるから、着替えに大変な介助が必要だと思い知らされることもある。

こんなこともあった。

訪問初日に普段着で待っていてくれた利用者さんの家族さんにお話を伺う

私:「どれくらいで着替えることができましたか?」

家族:「一人でやると20分以上かかります。だから手伝ってしまうことが多いです。」

だったらそれを短縮する取り組みが、家族の介助量の軽減につながるし、本人自身の能力の改善にもなる。

単なる「介助量の軽減」という目標ではなく、具体的に「更衣時間を10分短縮する」とするほうが、より具体的で達成度合いを確認することができる。

こんなことから活動と参加のアプローチが始まります。

そのことについて明日以降ももう少し書いてみます。

やまだリハビリテーション研究所
作業療法士
山田 剛

#やまだリハビリテーション研究所

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「生活期リハの視点で病院リハと地域リハをつなぐ・変える」を主要テーマとして、大阪の作業療法士のやまだ…

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