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地獄にお連れいたしませう…怖さと妖しさ漂うアレンジの世界へ?

今回も忖度だけ

今回はプロレスファンならお馴染み、グレート・ムタの入場テーマの1つ「MUTA」を取り上げます。

Shamisen Experiments様が熱くカヴァーしてくれてます↓

グレート・ムタはアメリカで生まれ、日本に逆上陸したペイントレスラーです。魔界の住人とされています。MUTAの原曲はこちらも有名、鈴木修作曲、武藤敬司の入場テーマ「HOLD OUT」。これを和風アレンジしたのがMUTAという曲です。

HOLD OUTといえば、2021年2月12日、プロレスリング・ノアにGHCヘビー級選手権の挑戦者として入場したシーンが思い出されます↓

伊野尾宏之様がグレート・ムタを熱く語ってくれてますので、そちらもどうぞ↓

カヴァーやアレンジは元々苦手なんですが…

私、山田(仮名)の個人の見解ですが、カヴァーやアレンジ曲って、基本的には苦手です。しかし、例外もありまして、

①原曲が日本語、日本人ではないもの
②あくまで原曲はリスペクトしているもの
③カヴァーやアレンジした結果、原曲の出来を超えたもの

は結構好きです。

①の例ですと、愛の讃歌とか、GOLDFINGER '99かな。②の例だと倖田來未がカヴァーしたキューティーハニーとか、め組のひととかかな。

当然、MUTAは③です。完全に別なレスラーの曲に昇華しています。

曲以上のインパクト

鈴木修自身がHOLD OUTの和風アレンジをすることで、MUTAが逆輸入レスラーであること、またファイトスタイルであるヒール性を引き立たせてくれる素晴らしい作品となりました。

この曲に負けずと、グレート・ムタ武藤敬司と全く違うレスラーとして、現在でも神出鬼没に暴れ回っています。

天性ともいえるベビーフェイスの武藤敬司、あのザ・グレート・カブキの"息子"としてアメリカデビューしたスーパーヒールのグレート・ムタ 。二面性を駆使して、日本マット界を妖しく染めてくれる、そんな曲だと思います。(了)

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