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フレームの中で夢を見たい
絵を撮る
私は、アナログで紙にイラストを描くことが好きです。
理由は、幼少期に夢見た憧れを実現できるから。。。
デジタルではダメなのです。
そして、スキャンをしてもダメなのです。
どうしても。
パシャリと写真で撮らなければならないのです。
幼い子には"かけない"言葉
私が言わないようにしている言葉があります。
小さい子が初めて握ったクレヨンで、ぐちゃぐちゃに描いた絵を見せてくれた時。
すごい! 上手に描けたね、「何描いたの?」
"明確に何かを描こう"としたわけではない可能性があるからです。
ただ、クレヨンを握って手を一生懸命動かしたら、その跡に色がついた。
なぜだろう、すごく不思議だ。
ただそれが面白くって。
楽しくて、自慢したくて。
見せてくれたのかもしれません。
すごい! 上手に描けたね、「楽しかった?」
"かけては"ならないモノ
私は、いつしかラクガキ好きになり、
幼稚園でも小学校でも、それがたとえ最前列の席でもずっと絵を描いていました。
私の絵柄は、
当時から大好きだった、ドラえもんに大きな影響を受けています。
![](https://assets.st-note.com/img/1696674276760-OSp806pTnB.png?width=1200)
いつしかオリジナルキャラクターを作るようになります。
なぜ私は絵が好きだったのか?
それはおそらく、当時の私には絵が動いて見えたのです。
絵の中のキャラクターたちと一緒に遊べていたから楽しかったのです。
だから大事にしたいもの。
当時、自分の瞳に映っていた紙の世界と現実世界との融合。
私が絵を描くうえで決して欠けてはならない想いです。
夢を撮る
こうして、私が絵を描くときに大事にしていることができました。
幼き自分に見せて、喜んでもらえるようなもの。
紙の中にいるキャラクター達が、生きていると思えるようなもの。
こうして、絵を写真で撮るようになりました。
![](https://assets.st-note.com/img/1696653342063-2WyrSxGu2G.png?width=1200)
トリックアートです。
決まった角度から見ると、立体的に見えるという手法を使用しています。
別の角度から見てしまうとこのような感じです↓↓
![](https://assets.st-note.com/img/1696653623002-3oDXcvil2f.png?width=1200)
人生を"かけて"
今の時代、誰もが絵をSNSにあげるようになりました。
絵が上手な方ばかりで、打ちのめされます。
デジタルで描けば修正も加えられますし、細かくも描けます。
そしてなにより、画像がきれい。
そんな中、アナログで描いた絵を写真で載せる人は少数派。
だから少しは、当時の自分に思いが届けばよいな。
そう願いを込めて、描き続けたいと思います。
![](https://assets.st-note.com/img/1696653426679-ocwBVSNL02.png?width=1200)
好きに向かって"かける"
実は、SNSに自分のイラストを載せるのはすごく怖かったです。
上手な人が沢山いるというのもその一つです。
他にも、私の絵を見たいと思う人など誰もいないこと。
さらには、非難されるリスクを負いたくないし、自分の世界を曝け出すのは恥ずかしい。
それに、時々なんのために絵を描いているのかわからなくなるのです。
こんなことしても意味ないし。。。
でもこうやって写真に撮って見ていると、
少しだけ昔感じたワクワクを思い返せるような気がします。
もう少しだけ、楽しめるかもしれない。
そして一緒に面白がってくれる方がいるかもしれない。
もうちょっと、
好きに向かって全力で駆け抜けて行きたい…!!
![](https://assets.st-note.com/img/1696653249250-32IxHpjdOL.png?width=1200)
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