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フレームの中で夢を見たい

絵を撮る

私は、アナログで紙にイラストを描くことが好きです。
理由は、幼少期に夢見た憧れを実現できるから。。。

デジタルではダメなのです。
そして、スキャンをしてもダメなのです。

どうしても。
パシャリと写真で撮らなければならないのです。


幼い子には"かけない"言葉

私が言わないようにしている言葉があります。
小さい子が初めて握ったクレヨンで、ぐちゃぐちゃに描いた絵を見せてくれた時。

すごい! 上手に描けたね、「何描いたの?」

"明確に何かを描こう"としたわけではない可能性があるからです。

ただ、クレヨンを握って手を一生懸命動かしたら、その跡に色がついた。
なぜだろう、すごく不思議だ。

ただそれが面白くって。
楽しくて、自慢したくて。
見せてくれたのかもしれません。

すごい! 上手に描けたね、「楽しかった?」


"かけては"ならないモノ

私は、いつしかラクガキ好きになり、
幼稚園でも小学校でも、それがたとえ最前列の席でもずっと絵を描いていました。

私の絵柄は、
当時から大好きだった、ドラえもんに大きな影響を受けています。

ドラえもんを描き続けて10年

いつしかオリジナルキャラクターを作るようになります。

なぜ私は絵が好きだったのか?
それはおそらく、当時の私には絵が動いて見えたのです。

絵の中のキャラクターたちと一緒に遊べていたから楽しかったのです。
だから大事にしたいもの。
当時、自分の瞳に映っていた紙の世界と現実世界との融合。

私が絵を描くうえで決して欠けてはならない想いです。


夢を撮る

こうして、私が絵を描くときに大事にしていることができました。
幼き自分に見せて、喜んでもらえるようなもの。

紙の中にいるキャラクター達が、生きていると思えるようなもの。

こうして、絵を写真で撮るようになりました。

夕方ってやっぱり眠いよね

トリックアートです。
決まった角度から見ると、立体的に見えるという手法を使用しています。

別の角度から見てしまうとこのような感じです↓↓

女の子がすっごく太ってしまう💦


人生を"かけて"

今の時代、誰もが絵をSNSにあげるようになりました。
絵が上手な方ばかりで、打ちのめされます。

デジタルで描けば修正も加えられますし、細かくも描けます。
そしてなにより、画像がきれい。

そんな中、アナログで描いた絵を写真で載せる人は少数派。
だから少しは、当時の自分に思いが届けばよいな。

そう願いを込めて、描き続けたいと思います。

ちょっとしたイタズラをしてみたり


好きに向かって"かける"

実は、SNSに自分のイラストを載せるのはすごく怖かったです。
上手な人が沢山いるというのもその一つです。

他にも、私の絵を見たいと思う人など誰もいないこと。
さらには、非難されるリスクを負いたくないし、自分の世界を曝け出すのは恥ずかしい。

それに、時々なんのために絵を描いているのかわからなくなるのです。
こんなことしても意味ないし。。。

でもこうやって写真に撮って見ていると、
少しだけ昔感じたワクワクを思い返せるような気がします。

もう少しだけ、楽しめるかもしれない。
そして一緒に面白がってくれる方がいるかもしれない。

もうちょっと、
好きに向かって全力で駆け抜けて行きたい…!!

でも電車はかけちゃいけません!


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