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城下町をあるく 〜愛知県豊橋市〜

先日、愛知県を訪問した際、新幹線からの乗り換え時に少し時間が取れたので、初めて豊橋の街を歩いてみました。

豊橋はかつての吉田藩
市内を流れる豊川(とよがわ)のほとりに建つ吉田城の周囲に城下町を形成した街でした。

今は、路面電車が走る街として有名だったり、とろろご飯が仕込まれた(?)豊橋カレーうどんというB級グルメが話題になったりしているようです。

私も豊橋駅から路面電車に乗車。

豊橋市街を走る路面電車

いろんな車両があるようで、すれ違う電車は全部違うデザインでした。
運賃は一律のようで先払い制、交通系ICカードも使えました。

市役所前駅で路面電車を降り、歩いて5分の豊橋公園へ。かつての吉田城の本丸、二の丸、三の丸の辺りが公園になっているようです。
まずは吉田城の名残、鉄櫓(くろがねやぐら)へ。吉田城には天守閣がなく、この鉄櫓が天守の代わりだったそうです。

吉田城の鉄櫓

鉄櫓の中は吉田城とその周囲の城下町に関する展示になっていて、無料で入場見学できます。在りし日のお城の姿を現したジオラマなど、興味深く見て回りました。

ちなみに吉田城の城主としては徳川四天王の一人、酒井忠次が有名だと思っていましたが、池田輝政も姫路城に入る前に城主を務めていたそうです。知らなかった……!
鉄櫓最上階にはこんな顏嵌めパネルもありました😅

あなたも池田輝政になれる…!?

吉田城は豊川のほとりに建っているので、鉄櫓からは蛇行して流れる川がきれいに見えました!

豊川の流れ

御城印は鉄櫓の近くにある三の丸会館で購入できました。4種類あり、それぞれデザインも押されている家紋印も違うので迷いましたが、アゲハ蝶かかわいい池田輝政の家紋のものにしました。

吉田城の御城印(池田輝政Ver)


豊橋公園の中には、鉄櫓の他に市立の美術博物館もあるのですが、こちらは昨秋より改装工事中とのことで、このときは休館中。うーん、残念!!


まだ少し時間があったので、豊橋公園の西側にある吉田神社にお参りしました。

吉田神社

豊橋は手筒花火が有名なのですが、この吉田神社が発祥と言われています。
大きな花火の筒を人が抱えて、大きな音と鮮やかな光を放ちながら打ち上げられる豊橋の手筒花火はとても勇壮でかっこいいです。また見に行きたいなぁ。

吉田神社の御朱印


もう一つ豊橋で有名なのはいなり寿司!!
壺屋というお弁当屋さんの「稲荷寿し」はかなり甘めの味付けが特徴のおいなりさんです。私はこの日の晩ご飯に、豊橋駅に戻ってから購入しました。

壺屋さんの稲荷寿し(7個入り、610円)
ツヤツヤした濃いめの色合いのお揚げが美味!

久しぶりのこの味!美味しかった〜〜😆

壺屋さんのお弁当やいなり寿司は、豊橋駅の駅ビルの中や、新幹線の待合室の中の売店で買えます。
100年続く老舗の味を、機会があったらぜひ味わってみてくださいね。

これにて約2時間の豊橋散策は終了。
小さな街でこれといった見どころはないものの、レトロな建物や路面電車など、のんびりした空気感が心地良い、良い街でした。
もう少し時間があれば、お隣の二川(ふたがわ)駅にも行きたかったなー。

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