佐賀ひとり旅③ 〜有田〜
佐賀旅行の続きです。
前回はこちら。もしよかったら読んでください😊✨
旅の2日目。
泊まっていたarita huisをチェックアウトしたあと、そのままアリタセラでお買い物。古い友人にティーカップを選びました。
アリタセラからはタクシーで、焼き物のお店が並ぶ通りへ。
有名な有田陶器市が開催される通りですが、この日は土曜日なのに人もまばら。タクシーの運転手さんが、有田焼は高級品とか伝統工芸とかいうイメージが付きすぎて敬遠されてしまうのかなぁと残念がっていました。
若い作家さんなどは、斬新で使いやすく、お手頃価格の製品を頑張って生み出しているので、ぜひ見てみてほしいとのことでした。
焼き物好きの一人として私も残念に思いながら、まずは陶山神社へお参り。
こちらの名物?といえば、陶器でできた鳥居!
鳥居だけではなく、狛犬も陶製でした。
まるで屋外美術館のようでした。
お参りのあとは通りをぶらぶら。
アリタセラのような色々な商品を置くお店もあれば、窯元直営店もあって楽しく見て回れます。
そして有田焼といえばの深川製磁の本店へも伺いました。
まるでショールームのような美しい店内、奥のお値打ち品コーナーにも素敵な器がたっぷりです。
お店の方曰く、有田陶器市は賑やかで楽しいけれど、人も多いから、ゆっくり自分の好きなものを選ぶには向いていないとのこと。
せっかくなので心ゆくまで見せて頂き、ペアのスープカップを購入しました😊
メイン通りの一本裏手には、焼き物の町らしいステキな風情の小径があります。窯を作るときに使ったレンガを土に埋め込んだトンバイ塀が続く裏通りです。
韓国のソウルでも似たような風景を見たことあるなぁ。
温かみのあるレンガの色と、圧迫感のない低めの塀がなんとも優しい風情を醸し出しています。この日は少し暑いくらいのお天気でしたが、塀の影で涼みながら、ゆっくりお散歩を楽しみました。
散策の後はお昼ごはんです。ギャラリー有田へお伺いしました。
こちらは有田焼のショップとレストランが入った施設。13時近くなって入店しましたが、かなり待つようだったので先にショップを見せて頂き、箸置きなどの小物をお友達へのお土産に購入。
いい感じにお腹が空いた頃、席に案内されました。
レストラン店内は壁中に有田焼のカップが飾られ、圧巻です!
ランチに頂くのは有田名物「ごどうふ」がメインのごどうふ膳。
こどうふというのは葛や澱粉を混ぜて作られたお豆腐のことで、有田の名物料理だそうです。
ごま豆腐よりももっとモチモチしていて、とっても美味しい!わさびや生姜、ごまだれなど、色々な味付けで楽しめる、デザートみたいなおかずでした。
これにて有田の散策は終了。
焼き物好きにとっては、どこを見ても楽しい町でした。コンパクトだからこそ一つ一つを深く見ることができるし、お店の方もタクシーの運転手さんも、裏通りでふと目があった地元の方も、みんなすごく親切🥰
滞在時間が短くて回りきれず、行けなかった窯元も多いので、ぜひ再訪したい町となりました。
このあとJR有田駅から電車に乗って、武雄温泉駅へと向かいます。
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