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日本に音楽マーケターを!ブートキャンプ第3期始めます!

 音楽を聴くという「体験」やユーザーに支持された楽曲が広まるという出来事がすべて、デジタル・サービス上で行われるようになりました。日本の音楽市場は世界で一番デジタル化が遅れているのですが、それでも、おおまかにいうと音楽体験はデジタル上に集約されつつあります。
 当然のこととして、音楽ビジネスはデジタルマーケティングが基礎になります。音楽ビジネスに関わる人に基礎的なスキルがデジタル・サービス上でのユーザー動向の把握になっているのですが、既存の音楽ビジネスに関わる人達のリテラシーが遅れていて音楽家にとって迷惑な状況になっているということは、このnoteでも何度も指摘していた現状です。

 音楽マーケティングブートキャンプは、そんな日本の現状を変えていくために始まった音楽マーケター育成のプログラムです。既存の音楽業界人が役に立たないということは、新しい人達にチャンスが有るということを意味しています。マーケティングで腕に覚えのある人で音楽に興味がある人は、是非、音楽界に入ってきてくださいと誘っています。
 これからの音楽ビジネスでは「セルフマネージメントの音楽家と音楽愛のあるマーケターの組合せが、基本ユニットになる」ということについては、僕は100%確信しています。歴史的な必然というのは誰にも動かせないことだからです。10年後にもし、そうなってなかったら僕に石を投げてもらって構いませんし、その時は日本に音楽ビジネスと呼べる場は日本にはなくなっているでしょう。(もちろん音楽は人類の基本的な欲望なのでな無くなりませんが、音楽業界と呼べるものは無いでしょう)

 そんな確信に満ちて進めている音楽マーケティングブートキャンプは、第3期の募集が始まりました。第一期、第二期の卒業生は、「音楽マーケティングラボ(MML)」というコミュニティを形成し、実際に音楽マーケターとしての仕事を始めています。音楽関係の会社に就職するケースも出てきています。
 音楽業界で「早すぎ」と言われる僕の予見ですからww まだ音楽マーケターだけで食べていくという状況ではありません。ただ、日本に生まれつつある「音楽マーケター」という職業にリーリすることには、先行者利得があります。僕が講座の最初に語るのは「今から始めて日本一になれる職業って、そうは無いですよね?音楽マーケターは十分可能ですよ」ということです。
 
 音楽マーケティングブートキャンプの特徴は、(脇田敬や僕がガチだということ以外に)講師の皆さんと「共犯意識」があることです。日本の音楽界のデジタル化の遅れに対する危機感を共有しているので、「セミナーの講師」みたいなスタンスを超えて積極的に関わってくれています。後半は実際のアーティストのマーケティングを実践するという、普通はできない体験を積むことができます。
 この「普通じゃないガチ感」が、最大の価値だと言えるでしょう。音楽業界に入る込みたい若者には、最も必要とされている武器を持つことができますし、デジタルマーケティングのスキルがある人には、音楽分野に幅を広げることができます。

 コンテンツとしては競争力が高いのに、DXが遅れたが故に市場が停滞している日本の音楽界に活を入れるのは、音楽マーケターです。一緒にやりましょう!!応募待ってます!!

 そして新たな取り組みとして、エンタメデータアナリスト講座を始めます。データ解析がエンタメビジネスの基礎になっている今、ビルボードジャパンチャートで、ユーザーの反応から「なにがヒット曲か?」を考え続けてきた礒崎さんのノウハウを披露する講座です。こちらチェックしてみてください!!

 <参考投稿>


モチベーションあがります(^_-)