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白ワインにも合う疲れた時の簡単イタリアン薬膳サラダ

夏は冷やした白ワイン♪という方、簡単にできてボリュームもあるのにさっぱり食べられるイタリアンサラダをご紹介します。

もともとイタリアで習ったかお惣菜屋さんで買って食べたのが最初でしたが子供も小さい時から大好きなメニューです。

使う食材はスーパーで買えるものだけですが、その効果を見ると疲れた時の薬膳になっていました。

タコとジャガイモのサラダ
Insalata di polpo e patate(インサラータ ディ ポルポ エ パターテ)です。

材料と作り方

材料
*刺身用ゆでダコ 200gくらい
*ジャガイモ(中くらいのもの5個) 250gくらい
*たまねぎ 中1個または小2個
*レモン 1個 (1/2はドレッシング用)
*イタリアンパセリまたはフェンネル
*エクストラバージンオリーブオイル 大さじ2
*塩一つまみ、コショウ少々

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作り方は、写真と合わせてご覧くださいね。

1)タマネギは櫛形に切りレンチンして透明で甘くなるまで火を通す。

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2)ジャガイモは一口大に切って、鍋で蒸す。
レンチンよりホクホクになるので蒸すのがおすすめでtす。竹串(無ければ爪楊枝)を刺してやわらかくなっていたら塩をまぶしておく。

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鍋に水を張り、じゃがいもはざるに入れて蓋をしたら蒸せます。

3)タコはぶつ切りにして軽く茹でるか熱湯をかける。
茹ですぎると固くなるので注意。
レモン1/4の汁をかけておく。

4)タマネギ、タコ、ジャガイモが冷めたらボールに入れる。
残りの1/4のレモンをスライスして加える。

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5)ドレッシングは、エキストラバージンオリーブオイル大さじ2、レモン1/2個分のレモン汁、塩、こしょう適宜をよく混ぜてトロッと(乳化)させる。

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これを4)にかけてよくなじませたら、イタリアンパセリかフェンネルを散らしてできあがり。

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材料の薬膳的解説

薬膳では、タコは血や気を補い疲れを取る食材で、潤い不足のアラフィフ世代に食べて欲しい食材です。
タウリンという疲労回復成分が豊富なので、疲れを感じる時には特におすすめ。

「気」とは人が持つ生命力やスタミナのようなものですから、「気」はいつでも補給しておきましょう。

ジャガイモをはじめとした芋類は気を補い、胃腸の働きを整えます。
タコとジャガイモのダブル効果で元気の素を作ってくれます。

ジャガイモは芋類の中では低カロリー。ビタミンCやカリウムも豊富で、ジャガイモのビタミンCは加熱に強いため、蒸してもそのまま残っているのがありがたいです。

日に当たることの多い夏はビタミンCの働きでメラニンを減らし、シミ・そばかすを防ぎましょう。

タマネギは血液サラサラ食材の代表です。

白ワインとよく合うサラダですが、薬膳ではアルコール類は熱を加えると考えるので、度を越えた飲酒は血液がドロドロになる原因となります。

ここは玉ねぎでサラサラにしておきたいですね。

新玉ねぎがある時は、レンチンせず薄くスライスしたらそのまま生で使ってください。生の玉ねぎのアリシンという成分が新陳代謝を活発化させますので。

スライスと果汁で使用したレモンの酸味と香りが気を巡らせて、補った気が巡るのを助けます。

気が流れていないと、いつまでも消化できない状態でお腹が張った感じが続きます。それを避けるためにも気を流しておくのは大事。

ビタミンCは柑橘類中トップクラス。ジャガイモより日焼け対策効果は高いですね。酸っぱい味のクエン酸でここでも疲労回復効果が期待できます。

覚えておくと便利なプチ知識

レモンを絞る時はレモンスクイーズを使っていますか?

使わなくても無駄なく絞れる方法があります。
半分に切ったレモンにパスタを食べるくらいの大きさのフォークをざっくり刺します。

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この状態でレモンの皮の部分を片方の手でギューッと絞ると無駄なく果汁を絞ることができるのですよ。

イタリアではカジュアルなレストランでしたらこの方法で生ガキなどにかけていただきます。

タコとジャガイモのサラダ、パワーを補い疲労回復効果と日焼け対策にぜひお試しくださいね。

少し多めに作って、冷蔵庫で2~3日保存可能です。

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