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自己紹介

はじめまして。
国際薬膳師の藤井杏紀奈(フジイアキナ)と申します。
20代の時に薬膳というキーワードを知り、それから「東洋医学」の面白さや奥深さにどんどんハマって、2019年に「国際薬膳師」という資格を取得しました。
社会人になってから大きく体調を崩したことがキッカケとなり、
色々模索した結果、一番興味を持って継続できたのが「薬膳」だったのです。


ざっくりと経歴。薬膳に出会うまで。

長崎県の片田舎に生まれる

大学卒業

大手回転すし店へ就職
初めての配属先は静岡県。
そこから、退職までの5年間、8回の全国転勤を経験する。
滞在期間は最短で10日くらい、最長で1年弱でした。
(この頃、なんとなく薬膳というキーワードを知る)

甲状腺機能亢進症になる
(後に、バセドウ病であることが発覚)
荒ぶる甲状腺のホルモンを抑える薬物療法が始まる。
投薬開始2週間後、全身に薬疹&高熱が1週間続く。
ステロイドの点滴を毎日受けて、ようやく鎮静化。
その後、チウラジールに薬を変えてもらうも、4年後に肝臓の値が悪化。
塩化カリウム丸で様子を見るも、太刀打ち出来ず。
医者より、『あなたは薬物療法はムリ。手術or放射線治療を選びなさい』と言われる。
最終的に、アイソトープ治療を選択。
あぁ…一生ホルモン剤と付き合っていくんだなと
絶望する。

退職して、福岡市へ引っ越し
フードコーディネーターを養成する専門学校へ。
薬膳を含む、飲食に関連する知識を幅広く学ぶ。

カフェのオープニングに関わる
当時あった商業施設「天神コア」にテナントとして入ったブライダル関連の会社に就職。

カフェを退職。
薬膳を提供する中華料理店にてアルバイトを始める
「薬膳教室 木の芽」として、インスタ等で発信を始める。

ある経営者から、薬膳のお店を立ち上げてみないかと誘われる。
福岡市早良区にて、薬膳レストラン『自然からのおくり物』をオープン

本草薬膳学院に入学。国際薬膳師の勉強に取り組む。

国際薬膳師に合格
しかし、その直前に薬膳レストラン閉店。

整体サロンの薬膳茶監修や、不定期に薬膳講座を開催、薬膳レシピ開発などに携わる。


薬膳に興味を持ったキッカケ。

私が新卒で就職した会社は、転勤がかなり多い会社で、日本全国を転々としていました。
毎日充実していて、忙しい日々を送っておりましたが、不規則な生活習慣が原因となり、体調を崩すこともよくありました。

「今日はなんだか喉がイガイガする…」

大きな声を出さないといけない仕事でしたので、声が出なくなると大変!
地元でもないし、不馴れな土地で、どこの病院に行ったら良いのかわからない…。
(当時スマホはまだ普及していなかった)
退勤は深夜。
病院が開いている時間に診察に行けない…
自分で病院探して行ってみたけれど、実はヤブだった。なんてこともあり。

そのようなことを繰り返して行くうちに、
ちょっとした体調不良程度なら、食生活等でなんとかできないかな?
そもそも、体調を崩しにくい体にするにはどうしたら良いのだろう?
と考えるようになりました。
そんな時に薬膳というキーワードを見つけ、興味を持ちました。

薬膳の、いいところ

実は…薬膳には「これを食べてはダメ」という制約がないんです。
肉も魚も野菜も食べます。
薬膳の本場といえば中国!なんでも食べるお国柄です。

こういう体調の時は避けた方が良いとか、食材の組み合わせによっては相性が悪いというモノはあります。
■いつ・どんな時に何を食べるか?
■季節や自身の体調と向き合って食材を選ぶ。
■必ずしも生薬(ナツメやクコの実など)を使って調理する料理とは限らない。

よく「○○制限」などの健康食事方法がありますが、
あれは食べちゃダメ、これも制限しなきゃダメっていうのは
性格上、面倒になって長続きしませんでした。

「薬膳」っていう漢字のイメージから、苦い薬を食べ物に混ぜるのかな…
それってあまり美味しくないんじゃない?
いや、そんなことはなかった・・・!
むしろ、薬膳料理って意外とフツーの料理でした!
昔から言われている「おばあちゃんの知恵袋」という感じでした。

肉も魚も野菜も乳製品も何でも食べていいんだ!
自分の体に合うものを選んで良いとこ取りしたら良いんだ!
これなら私にも続けられるかも!

と、中医薬膳学の魅力ににドはまりしていったのです…

なぜ、「国際薬膳師」の資格を取得したのか?

最初はフードコーディネーターの専門学校で基礎を習ったのをキッカケに、
本やインターネット等で独学で勉強していました。

本によって書いてあることがビミョーに違うなど
よくわからない部分があり、薬膳を学べば学ぶほど疑問が多く出てくる…
後に知ったのですが、同じ症状でも原因が異なる。季節、年齢などによって体質は常に変わるもの。
それを見極めて、使い分けることを知りました。
中途半端な知識では、誤解を生み出すなぁと思うようになりました。

本場の薬膳をきちんと学びたい。
薬膳の資格はたくさん種類があるけれど、どれを勉強したらいいのか?

色々と調べた結果、中国薬膳分野で最高権威機関として格付けされている「中国薬膳研究会」に認可された日本の教育機関「本草薬膳学院」に入門し、国際薬膳師の資格を修得しました。

創設者の辰巳洋先生が代々、中医師の家系出身だから、小さいころから医術が身近で様々なエピソードを語ってくれそうというのも選んだ理由の一つでした。

「中国薬膳研究会」とは、中国国家中医薬管理局に属する第一級学会として中国民政部に登録している学術団体です。

薬膳の理論は中国の伝統医学がベースになっています。

漢字ばっかりで難しそうなイメージも確かにあります。
何て読むんだ、この単語…と思うことがあっても、私にとっては漢字の方がニュアンスが伝わりやすいなぁと感じることが多くあります。
(知り合いがソムリエの勉強をしているのを見て、カタカナ用語があまり自分の頭にすんなりと入っていかなかったからというのもあります💦)

例:「清熱」=熱を清らかにする=熱を冷ます

学べば学ぶほど「あ、なるほどな」と日々の生活の中でしっくりと感じることがよくあるから、とても面白く感じます。
正しい薬膳の知識を、簡単に日常に取り入れて、皆様の役に立てていただけたら幸いです。


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