見出し画像

Blood - Execution =始まりの鮮血=

『純血というのは生まれた地から離れない、優秀な者達の中で育つんだ。
  混血はその逆、地から離れた能力のない奴がさらに下等なのと交わって獣
  になった奴。なんていえばいいか……そう、雑種。犬と同じ価値のない
  奴等なんだよ。』

この工場で何度も見た奴の笑顔は、昔とは違っていた。

2025年、突如世界規模で謎の病原体によるパンデミックが起こり、世界の首都は壊滅した。
感染すると首の円周状に皮下出血が初めに確認され、首を中心に徐々に出血範囲が拡がり、全身に行き渡ると皮膚が剥がれ、血の塊になり死んでいくのだ。
しかし、ある田舎の地域で、生存例がでる事になる。
全ての始まりだった。

「なら雑種に心臓刳り貫かれるテメェは、さらに価値がねぇって事だな。」俺はそう吐き捨て、自分の首に手をかける。


『純血制御』《血脈認証開始、Jawohl》
                       「混血解放」【血脈認証開始、OK】


二つの血溜まりが噴き上がり、《紅》と【黒】の鎧が相対した。


【to be continued……】


この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!
「おもしろき こともなく世を おもしろく」は高杉晋作の句だけどこれを言う人は高杉晋作以外は面白くない説

こちらでもピックアップされています

逆噴射小説大賞2018:エントリー作品収集
逆噴射小説大賞2018:エントリー作品収集
  • 1858本

「逆噴射小説大賞」とは、ダイハードテイルズ出版局が主催し、社会派コラムニストの逆噴射聡一郎先生が審査員に加わる、コンテンポラリーで由緒あるパルプ小説大賞です。今回の本文文字制限は400文字以内です。しかしこれは「400文字以内で物語を完結すること」という意味ではなく「小説の冒頭部400文字で応募する」という意味です。つまり「この続きを読みたいと思わせる、最もエキサイティングなパルプ小説の冒頭400文字」を表現した作品が大賞を受賞し、その応募者は大賞の栄誉とともにCORONAビール1カートン(24本入り)を獲得できます。 応募要項:https://diehardtales.com/n/nfce422e0faef

コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。