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教育困難校こそ、教員の成長の場

私の初任は教育困難校だった。字もかけない、真っ直ぐ線を引けない生徒が多くいた。不良もいた。めちゃくちゃ大変な日々だった。
だが、そんな日々だったからこそ同僚の先生や他校の同期を見ると教員としてのスキルに差が出てることが研修の度感じることができた。
正直な話、進学校行く生徒は頭が良い。だから、大人が何か言わなくても全て自分の力で何でも出来る生徒が多い。(生徒の力を自分の指導力と勘違いしている人もいるが)
逆に困難校は当たり前だが、出来ない生徒が多い。だからこそ、教員の腕の見せ所なのだ。授業を聞いてくれるにはどうすればいいだろう、分かりやすく説明するにはどうすればいいだろうと指導の試行錯誤ができる。これが楽しい。部活動も同様にそうだ。ゼロイチでできるから楽しい。
しかも、そういう学校の生徒こそ、同等に接していけば話を聞いてくれる。不良でもなんでも。
結論、指導が大変な学校で勤務することが教員力を高めてくれる近道になる。今日も頑張っていこ。

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