ポンコツ教員ブログ

関東で5年間、教諭で勤務  初任にして /生徒会主顧問/バドミントン地区主任2年/困難…

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関東で5年間、教諭で勤務  初任にして /生徒会主顧問/バドミントン地区主任2年/困難高校で3年を2回担当 現在、地元で新規教諭として、奮闘中。 現役教員の目線からたくさんのこと発信し、誰かの役に立つ。 単身赴任中。通勤片道70km。別居婚。半端ない人生。

最近の記事

【道徳】キャリア教育のベースはこの1冊に全て詰まってるやん

キャリア教育のベースこれなのでは大ハマリ中の鈴木祐さんの 「運の方程式」読んだ。これはすごい。 本を読んだ感想誰でも考える「運」について、科学的な視点から運が巡ってくる方法を教えてくれる本です。 これはめちゃくちゃ読みやすくて、一気に読見終えてしまった。 特に良かったのは、実践的な本なところ。自分を知るためのアンケートがあったり、可能性を広げるための実践リストが載っているなど、超実践的です。 これは、道徳教育ですぐ使えるなと思ってしまいました。 使い方は、人それぞれできると

    • 教育困難校こそ、教員の成長の場

      私の初任は教育困難校だった。字もかけない、真っ直ぐ線を引けない生徒が多くいた。不良もいた。めちゃくちゃ大変な日々だった。 だが、そんな日々だったからこそ同僚の先生や他校の同期を見ると教員としてのスキルに差が出てることが研修の度感じることができた。 正直な話、進学校行く生徒は頭が良い。だから、大人が何か言わなくても全て自分の力で何でも出来る生徒が多い。(生徒の力を自分の指導力と勘違いしている人もいるが) 逆に困難校は当たり前だが、出来ない生徒が多い。だからこそ、教員の腕の見せ所

      • 初任の頃初めてのの担任を3年間頑張らせてくれた先輩の言葉

        前回のブログの続きだが、 ある先輩教員に相談をしたことがあった。 「担任めちゃくちゃ大変です。辛いことしかないです。今のやり方でいいのかわかりません」と そしたらその先輩教員に 「担任が報われる日は3年間で1日だけ。卒業式。その日のために俺は頑張ってる。」と言われた。 すかさず私は、「その1日のために何で頑張れるんですか」と聞いた。 そしたらその先輩は、 「まだ味わわったことが君にはないからわからないと思うけど、今まで叱ってきた生徒や面倒見てきた生徒がその日だけはありがとうご

        • 教員として覚悟が決まった話

          初めての担任を持って、生徒との関係づくりやクラス経営で悩んでいたところ、良くしてくれた先輩に飲みの席で相談したことがある。 「どうやったら生徒指導上手くいくんですかね。」と そしたらその先輩は、 「俺は生徒だと思ってないな。」と言われた。 衝撃だった。その後その先輩は。 「俺はどんなやつも一人間として接してる。生徒じゃない同じ1人間としえ。つまり、40対1じゃなくて、1対1を40人分やる意識でやってる。」 本当に衝撃だった。 私は生徒と教員という立場で接していた。上と下の関係

        【道徳】キャリア教育のベースはこの1冊に全て詰まってるやん

          自分は自己中心的な顧問だと気づかされた話

          私は、部活動の指導がしたくて教員になった。採用されたら自分のチームを全国で活躍するチームにすることが夢だった。 そのため、どの教員よりも部活動に力を入れたし、練習もほかの部活に負けないくらい取り組んだ。自分の時間も割いて頑張った。 あるとき、先輩教員に呼び出され怒られた。 「誰のための部活動なんだ」っと。 なぜそんなことを言われたのかというと、私は生徒が強くなるために練習を取り組んでいたわけではなく、自分が優秀な監督だと世間から認めてほしいという気持ちのために部活動指導してい

          自分は自己中心的な顧問だと気づかされた話

          【雑談】子供は、親を見て育たないらしい。

          こんばんは。 ポンコツ教員ブログです。 今日は、雑談で子育て中の自分に興味がある事を知ったので ここに書きます。 どうやら、子供は親以外の大人を見て、育つらしいこの本を読みました。 この本は、データを元にみんなが思っていた固定観念をデータから崩していく本です。 一番大事なことは、 ・住む地域(地区まで含む) ・周囲の大人との関係(友達の親や教師など) が子供の将来就く仕事と収入に結構当てはまるらしい ポンコツ教員的考察私も小学生のころからの友達の親は、教員だったことがす

          【雑談】子供は、親を見て育たないらしい。

          【導入話】地元は消滅都市でした。

          こんばんは。ポンコツ教員ブログです。 今日は、授業の導入にぴったりな話です。 今の地区が消滅するの?2050年に消滅している自治体についてのニュースがやってましたね。東北はほぼ黄色で消滅です。理由は20代から30代の女性が減少していくからとのこと。 ポンコツ教員的感想いやー辛いですね。今の首都圏以外の地域を活性化しただけでは、現状は難しいと思います。道路や水道の整備で、地方自治体は赤字経営ですし、自治体に期待するの無理な気がしますね。 だからこそ、私も含めて小さく地域を変

          【導入話】地元は消滅都市でした。

          間引きという短編漫画。(ミノタウロスの皿より)

          こんばんは。 ポンコツ教員ブログです。 今日は最近読んだ漫画について紹介したいと思います。大分、昔の話漫画ですが、今読むとめちゃくちゃ刺さる漫画なので、高校生に紹介したいと思いで、書きます。 紹介したい本紹介する本は、藤子f不二雄さんのミノタウロスの皿の「間引き」という短編漫画です。 この漫画では、地球全体の人口増加と命について考えさせられる内容の漫画で、人間はある一定の人口に行くと、それ以上増えないように本能的に人口を減らす方向に動くのではという仮説のもとに、主人公の勤

          間引きという短編漫画。(ミノタウロスの皿より)

          【導入話】このラップに人生変えられた話。

          こんばんは。 ポンコツ教員ブログです。 今日は自分の好きな曲を紹介したいと思います。 僕の考え方が変わった曲はZORNさんのlostという曲です。 ポンコツ教員的感想大切なものが何かを教えてくた曲です。地位も名誉も手に入れたラッパーが、振り返ったら家族との幸せを犠牲にしていたと気付くかされて、そこからまた家族やラップに向き合う感じが、仕事の事しか考えていなかった自分に言われてるかのようで、めっちゃ刺さりました。 何が幸せかを考えさせられる一曲なので、是非。

          【導入話】このラップに人生変えられた話。

          【道徳】オードリー春日さんから学ぶ。

          こんにちは。 ポンコツ教員ブログです。 今日も導入に使える話をしたいと思います。 オードリー春日さんのマインドセット様々な企画に同時に取り組んでいる春日さん。 この動画では、その頑張れる理由についてインタビューに答えている事がめちゃくちゃ良かったので、紹介します。 【今の春日が未来の春日にプレゼントしている。 未来の春日を喜ばせたい。未来の春日も、今日の春日に感謝している。】 ポンコツ教員的考察めちゃくちゃいいマインドセットですよね~。正直、目の前の楽なことに逃げてしま

          【道徳】オードリー春日さんから学ぶ。

          【導入話】気をつけて。というだけで事故率が下がるのは本当?

          こんばんは。 ポンコツ教員ブログです。 今日は、よく生徒に話すことを ブログにしていきたいと思います。 気をつけて言ってらっしゃいで、事故率が減るの?こんな話はよく聞いたことがあるとおもいます。ネットを見ると、気をつけていってらっしゃい。と声をかけてだけで、声をかけないときよりも事故率が7%減少するとか。 果たして、本当なのでしょうか 調べてみると、そのような論文や正確な結果は見つけることができませんでした。 しかし、自己暗示的な部分で、自身を気をつけるモードにする心理が働

          【導入話】気をつけて。というだけで事故率が下がるのは本当?

          【導入話】中国には神がいない理由をわかりやすく知れた。

          こんにちは。ポンコツ教員ブログです。 今日も導入に使えそうな学んだ話を書きます。 日本は多神教で、キリスト教・イスラム教など一神教ですが ふと、中国は儒教があるが、神はいるのかと疑問に思い、調べてみました。 見た動画はこちら📚 新刊の紹介 角川からの新刊『絶対に民主化しない中国の歴史』の発表。 🇨🇳 中国の民主化について 中国が民主化しない理由と民主主義の利点(政権監視、政権交代の可能性)について説明。 🔍 日本の民主化の歴史 昭和20年の終戦後に本格的な民主化が

          【導入話】中国には神がいない理由をわかりやすく知れた。

          能力主義は幸福度を下げるのでは?

          こんばんは。 ポンコツ教員ブログです。 今日も思ったことを話します。 能力主義は分断を生むらしい今この本を読んでいる。 アメリカでは、ポピュリズムの台頭でトランプが当選したが、ポピュリズムの原因を作ったのは、エリート政治家などの能力主義思想が原因らしい。 アメリカでは、「アメリカンドリーム」と言って、誰でも平等に成功を勝ち取れるという印象があるが、それは昔の話で、現在は裕福な家庭は有名大学に進学することができ、そうでない中流以下の家庭では、有名大学に進学するのがより難しく

          能力主義は幸福度を下げるのでは?

          「最近の若者は」と言われ始めたのは紀元前2000年頃から言われてたらしい!

          こんにちは。 ポンコツ教員ブログです。 多くの先生が使う言葉ランキング1位の 「最近の若者は」ですが、いつから言われ始めたのか気になって調べてみました! そうすると、なんと、紀元前2000年のトルコの遺跡の壁画から「最近の若者はだめだ」という事が言われてたいたそうです! https://core.ac.uk/download/pdf/61336474.pdf 私は、笑ってきました! 結局、妥協するための言葉経ったんですね。 いつになっても若者は、年上に見下されがちみたいで

          「最近の若者は」と言われ始めたのは紀元前2000年頃から言われてたらしい!

          目先の成果を目指す皆さんに読んでほしい本

          お疲れ様です。ポンコツ教員ブログです。 久々に本紹介したいと思います。 目先の成果にとらわれていしっまっていた自分がこの本を読んで 価値観めちゃくちゃ変わったので紹介します 本タイトル今回の本はドリークラーク著「ロングゲーム」です。 ポンコツ教員的考察この本は、目先の欲に囚われず自分のやりたいことに長いスパンで取り組むことの大切さを教えてくれる本です。 僕もSNSで流れてくる人たちの輝かしい経歴に目を引かれ、どうやったら早く成功できるだろうと思ってしまうタイプの人間でした

          目先の成果を目指す皆さんに読んでほしい本

          小学生の質問「勉強はYouTube先生やChatGPTが教えてくれるのに、学校になぜ行くのですか?」に答えられる?

          今、NHKのニュースを見て衝撃を受けました。 藤沢市で行われている、市長選で「こども選挙」についての特集していた。 この質問に正しく答えられるのか記事をみているとこんなことが書いてあった。 こどもの意見は、ストレートで且つ的を得ています。素晴らしい子供たちだなと思います。こういう意見にしっかりと耳を傾け、大人が一緒に考えることが大切だなと感じました。今の小学生はすごいな。 私はこの質問にこう答える。この質問に対して、私は「確かにそうだな」と思ってしまいました。家族だけで

          小学生の質問「勉強はYouTube先生やChatGPTが教えてくれるのに、学校になぜ行くのですか?」に答えられる?