【詩】　ラブレター　(３行短文　手紙)

突然　手紙で　びっくり　させたら
ごめんね　それでも　書かなきゃ　って気が
だからさ　最初に　はっきり　言っとく

私は　あなたに　ひかれて　おります
好きって　言うのは　なんだか　チープで
言葉を　選んで　言ってる　んだけど

こないだ　私が　財布を　忘れて
売店　の人に　あきれら　れた時
さあっと　横から　払って　くれたね

俺にも　あるから　いいから　いいから
かっこう　いいなと　感心　したんだ
恋愛　なんての　関心　ないけど

「男」に　そんなに　興味は　なかった
男を　ひけらか　す奴は　いやだし
俺さま　きどりの　男は　むかつく

ちがった　あんたが　気になっ　て見てる
まわりの　誰にも　おんなじ　とことか
えらそう　なとこが　あんまり　ないとか

温暖　化のこと　熱かっ　たね今日
だれかが　ちゃかして　冗談　言っても
あんたは　気にせず　スピーチ　だよあれ

見てたら　あんたの　しぐさや　髪の毛
気になる　ところが　いっぱい　あるんだ
気に入っ　たことが　いっぱい　あるんだ

男に　興味が　なかった　私が
コイツは　と思う　やつって　ことだよ
これって　なんだか　上から　目線か

あんたは　私を　苗字で　呼ぶじゃん
突然　気づいた　私は　あんたに
名前で　呼んでほ　しいって　思った

私も　あんたを　名前で　呼びたい
下のね　そして　あんたを　知りたい
近しく　なりたい　友だち　以上の

もっかい　言うから　ひかれて　いるんだ
好きって　言わない　言ったら　泣きそう
あんたが　どうでも　私は　いいんだ

それでも　知ってて　もらいた　かったの
私が　あんたの　いいとこ　知ってて
応援　してると　いうこと　だけでも

読んだら　捨ててね　恥ずかし　い手紙
からかっ　たりせず　知らんか　おしてね
明日も　会えるの　楽しみ　にしてる

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３行短文　理昭さん　校長　　しめじさん　PTA会長