休職の振り返り

こんにちは。焼き鳥ぶらりです。

実は私、約8か月ほど休職をしておりました。
9月から新たな職場で働く予定ですが、やはり様々不安はあります。

再度休職にならないように、この後の記事では、

・休職に至るまでの経緯
・休職のきっかけ
・再発防止策

を考えてまとめていきたいと思います。
今回は、「休職に至るまでの経緯」」です。レッツゴー。

休職に至るまでの経緯

入社
前職ではメーカーで海外販売部に所属していました。
入社した経緯としては、

英語を使いたい!(ネイティブレベルではないのに)
社会人になっても海外との交渉でかっこいい自分になりたい!(プライド)
商材が空港でも役に立っているからかっこいい!(空港大好き)
1年目から海外とのやり取りに携われる!(挑戦できる環境!)

という理由で入社を決めた記憶があります。当時は別業界を第一志望として選考を進めていましたがご縁のない結果となり、前職に入社しました。
福利厚生、就活の軸含め、全て理想通りの会社だったと思います。

入社後、割と地味な業務だな、という印象を受けました。
当たり前ですよね。海外販売とはいっても、実際にモノを売るのは現地の方なので、日本側からする業務といえば納期通りの出荷手配、製品トラブルの問い合わせ、通関でのごたつきなどイレギュラーの問い合わせ、社内関係部署との交渉、等々。

自分の介在価値への疑問
この仕事は将来も存在するのか、この経験が社会人として武器になるのか。

入社してしばらくして、「これって私の部署が存在する意味あるの?」って疑問を抱いたときがあります。
直接関係部署に販社から問い合わせた方が効率的じゃん、と。
伝言ゲームをしている感覚が強くて、「これを続けて社会人として力が付くのかな、海外販売部の介在価値って何だろう」と悩みましたが、
不思議なもので時間がたつと、そういった疑問も消えていき、日々やることをやって片付けて、淡々と過ごしていくようになりました。

おそらく気が付かぬうちに成長し(?)、社内対応の仕方や流れがわかるようになり、徐々に自分一人で全販社を担当するようになりました。
一人で回せているやりがいや自尊心を保つことはできましたが、時に
「間違えたら絶対ダメ」「ミスはないか?」「何か見逃しているメールはないか?」など細かい調整やフォローにとても神経をとがらせるように。

細かい管理は得意だと思いますが、そこに自分の性格「完ぺき主義」が混ざり、細かいところまで気になって心配が増していたのかなと。

努力不足(怠惰さが原因)
私がしている業務で何か革新やプラスアルファの仕事を作りだすことが出来ず、自分の実力のなさを痛感する日々でした。

言い訳になるかもしれませんが、ノルマが特になかったので、
そこへの達成に向けて自主的に研修を受けたり、営業スキルを伸ばしたり、
自発的・自主的な行動を起こす必要ないか~と考えていました。

また、英語力に関し、ペラペラではない、そもそも自分の話す英語が大嫌いなので、会議で発言するときはかなり嫌でした。
早い会話にもついていけないことがあり、事前に準備していた情報以外のことを聞かれるとあたふたしたり、臨機応変に対応できない自分が嫌になり、
どんどん自己肯定感が下がりました。
だからと言って英語力を伸ばす勉強をしていなかった怠惰な私。

スピード感の欠如
社内で様々責任あるプロジェクトを進めていましたが進捗が遅いこと、他部署の状況が把握しきれないこと(リモートだったから?)、対応の遅さにイライラも募り、自分のペースで進めることが出来ないもどかしさもありました。(たぶん私はわがまま。自分のペースで進めることが出来ないことに
イライラしがち)

こちらから何か確認をしないと、情報提供してくれない感じでした。
ようやく状況を知ることが出来てから、疑問点を聞いてくる方々。
だったら最初から密に連携して動こうよ、何でできないの、って
思ってしまいました。

人任せ主義
同僚がすべきことを私が対応していた。それに対して私から、「あなたがやってください」とはっきり言えなかった。
また、「~こういうことをした方がいいんじゃないか?」と提案すると、
言い出しっぺが責任を持ってやるような人任せな雰囲気があり、
改革が起きにくい、いや、面倒だから起こしたくないという空気感が蔓延していたような気がします。

板挟み
販社と社内の中間のような立ち位置として、毎日板挟み。

販社からは「こういうことできない?」と依頼を受け、なるべく実現したいと思い社内で打診。
現実的に厳しい依頼をすることもあったので私も悪かったと思いますが、
第一声で「やりたくない、めんどくさい、また?」と感じ取れるような反応の悪さに、何か依頼をすることがストレスになりました。
まれに会議でため息をつかれることも。
上司と他部署の役職ある方が、打ち合わせ中に口論になるときもありました。感情移入しやすいので私も嫌な気分になった。

「どうせ依頼しても嫌な反応をされる」「社員のやる気のなさを垣間見る羽目になる」。
そう思うと、販社のために動こう、業務効率化してみようと頭では浮かんでもやる気のない人と一緒にやってもイライラするんだろうな、
受け身な人ばかりだからタスクを押し付けられて、私一人で精一杯になるんだろうな、と目に浮かび、やる気がなくなりました。

  • 介在価値を感じない

  • 自分の努力不足

  • 社内のスピード感の欠如

  • 人任せ主義

  • 板挟み

これらが原因です。会社だけでなく、私にも問題があった。

こういったことを抱えながらも働きながら、でもなかなかやりがいや、
介在価値を感じない、市場価値が上がる経験を積むことが出来ていない焦り、販社で何か問題が発生したら、まずは私に問い合わせがくる状況、
それを社内に発信しても「また?」といった嫌嫌な雰囲気。
そんな人に囲まれながら、そんな人に染まっていく自分。
何もかも嫌でした。数年後、私もこういう人間になるのかな、いや、もうなりつつある。悲しくも、悔しかったです。

そして担当していた国の中でも一番問題発生・ややこしいことが発生する国にて、私の管理ミスが原因で問題発生。
大事にはなりませんでしたが、再発防止に向け案を検討していくうちに、
また私の管理が複雑になることを想像すると、神経が持たない、
どうして根本的解決に向けて、皆動こうとしないのだろう、
こうなることを予測して当初からしっかり練りこんだ状態を作り上げることはできなかったの?、こうやって過去のずさんさが若手にしわ寄せされていくんだ、そのたびに軌道修正しても周りの人間はやる気がないから、
やる気のない人を交えて打ち合わせをすることを想像すると、

絶望、苛立ち、失望。

この辺の感情が爆発。そして休職しました。

振り返ると、自分の怠惰さ50%、環境50%ぐらいですね。
なんだか休職するまでもないじゃん、焼き鳥ぶらりが頑張らなかったからでしょ、もっと自己努力してればよかったじゃん、
自分で仕事作り出して変革していけばよかったじゃん、と思う人もいると思います。そうです。
環境(社員)のせいにした節もあります。
皆がやる気ないから私もやる気が出ない、頑張る気が起きない、
そんなに頑張らなくても自分の業務は回せているし努力の必要さを感じない。

底辺なマインドが引き起こした休職だったのかな。
当時は抱えているものが多くて頭が爆発しそうだったけど、今振り返ると、
全部私が悪かった気がする。

とほほ。

次回に続きます。

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