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カラダの安心感から、子どもの育ちを考える【報告①】

先週、北海道伊達市から キタハラタツヤさんをお呼びして、「習い事の前にできることは?〜特別でない支援」というタイトルで、子育て講演会を開催しました。

北原さんの想いや魅力が伝わるインタビュー記事がありましたのでリンク貼ります。ご興味ある方に届きますように。

幼児期の子どもたちには、社会性(人とのコミュニケーション、思いやりなど)や概念的(文字、数字、知識など)なことを学ぶよりも前に大事なことがあります。

それは、カラダの発達。

産まれてから立つまでの動きの中で、脳や神経を刺激し、身体と動きの発達を味わい尽くして成長すること。

おもちゃの貸し借りを促す前に
相手の気持ちになることを教える前に

お勉強の習い事をする前に
サッカー教室に入る前に

その子のカラダの準備は整っているかを見ること。

もしまだ伸びしろが残っていたら、その動きや体験を十分に満たしてあげることで、「今起こっている困りごと」が解消されるかもしれません。

キタハラさんが所属する「子育て応援まぁぶる」では、子どもの発達をピラミッドに例えています。
呼吸→感覚→動き(姿勢)→ことば→学習・コミュニケーション

カラダの準備が整ってくると、「ぼくやってみる!」が自然と起こります。
チャレンジを怖がる子、不安を持っている子には、背景があります。

自分で転んで、立ち上がる体験を積み重ねることの大切さを改めて感じる講演会でした。

産まれてから立つまでの動きの最初の3つ。
①呼吸
②カラダをゆだねる(床や人に)
③首のすわり

この3つを、自宅で遊びの中で刺激してあげることは、全ての子どもにあってよい体験だと思いました。
保護者の方は、講演会の動画が観れますので、ぜひ少しでもご覧ください。

子どもも、大人も、いつでも発達できる。
赤ちゃんの頃に未消化な体験は、今からでも十分できる。
ということ考え方には、勇気をもらいました。

キタハラさんのYoutubeにも、子育てで気になるテーマがたくさんありますので、ご興味ある方はぜひ参考にしてみてください。


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