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マネージャーの武勇伝で酒がまずくなる
お疲れさまです。
離職率ゼロ!部下が辞めない1on1ミーティング!
読書実践その②を報告させていただきます。
マネージャーの武勇伝で酒がまずくなる
最近は新しい居酒屋のオープンも相次ぎ、飲み二ケーションの機会も増えてきました。だからこそ、マネージャーは飲み会で気をつけなくてはいけないとのこと。
マネジャーは、武勇伝を語ることで、無意識に自分の〝威厳〟を保とうとしがちですが、マネジャーの武勇伝は、若手部下にとってはかなり昔のエピソードです。マネジャーにしてみれば、昨日のことのように鮮やかに脳裏によみがえってくるエピソードも、部下たちは当然知る由もありません。「へえ~、そうなんだ」と思って聞いてくれるならまだしも、「時代が違うよ」「知らんし…」と思いながら、あなたの話を聞いている部下もいるはずです。
裸のマネージャーになり風邪をひく
著者のエピソードでこんなことがあったそうです。
飲み会で武勇伝を語っていたら
部下が興味をもって聞いていると感じた
しかし、ただ単に気を遣って聞いているだけだった
という勘違いを経験
悲しすぎますね。でも、いまこの瞬間も日本中で起きているのです。
著者のアドバイスとしては「部下から聞かせてほしいと言われないかぎり、絶対に昔話はしない」くらいの心構えを推奨しています。
そういえば、タレントの高田純次さんも「説教・昔話・自慢話はしないようにしている」と語っていましたね。
実践してみました
もともと実践していたクチです。効果はバツグン。
なぜかというと、自分の話をしない=自分以外の人の話を聞く。という構図になるからです。誰しも自分の話を聞いてもらいたいのです。1on1ミーティングの飲み会版ですね。飲み会は複数名なので1on1ではないですけど。
おそらく、一番難しいのは「説教したい衝動」を抑えることだと思います。でも、飲み会での説教は、自分が上司から受けるシチュエーションを想像すれば、絶対にイヤだとわかるはずです。絶対に次の飲み会には参加したくなくなります。じゃあ自分もやめましょう。
労いつくすのがマネージャー
自分の話をしないのは難しい!という人は、ぜひ、部下を労う言葉をかけましょう。「先週の〇〇案件、タイトなスケジュールにも関わらず、かなりいい出来栄えでしたね。隣のチームからも評判でしたよ。進行のコツとかあるんですかね」みたいな。確実に部下からの印象がよくなり、かつ、部下から話を引き出せます。
ちなみに、わたしは飲み会で「昔話をしてもいい条件」を決めています。それは、同世代(同時期入社)メンバーのとき。いわゆる「あのころは大変だったねぇ」トークです。ただ、同世代じゃない人もいるようなら、なるべく早く会話の内容を変えます。
偉そうにするのは乾杯まで
とはいえ酒の席です。どうせ覚えちゃいないだろう的な考えも混じり、どうしても自慢話や昔話をしがちです。なので、ひとつだけ決めます。
マネージャーは乾杯の音頭を取る率が9割をこえます。乾杯のコメントだけ、偉そうにしてOK。「かんぱ~い!」でジョッキをカチン、としたら、ラストオーダーが来るまで自分の話はしないと決意してください。それくらいで丁度いいです。
飲み会での武勇伝語りがなくれば、若い人から「飲み会は仕事ですか?」なんて言われることはなくなります。
以上でございます。
どうぞよろしくお願いいたします。
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