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映画「ゆりかごを揺らす手」感想日記

あらすじと感想

「ゆりかごを揺らす手」
1992年4月11日公開 上映時間110分
制作アメリカ ジャンル:サイコスリラー

あらすじ

第二子妊娠中のクレアは受診先の病院で産婦人科医モットから猥褻な行為を受けたことを夫マイケルに相談する。マイケルの勧めもありモットを告訴すると、それに続き他の被害者も名乗りを上げ、大きなニュースとなるがモットは自殺をしてしまう。
残されたモットの妻ペイトンはショックで流産、さらに子供を産めない身体になってしまい、全てを失ったペイトンは夫を告訴したクレアに復讐するため、理想的な乳母を演じ出産後のクレア一家に入り込む。

感想(ネタバレあり)

ペイトンの復讐が始まってからはじわじわと緊張感が高まっていき、エンディングで安堵とそれまでの緊張感から解き放たれ脱力さえ感じる、そんな映画だった。

ペイトンの復讐とは言うもののクレアに非はなく、ペイトンに同情はあれど行っていることは完全に逆恨みなので一貫してクレアの味方目線で楽しめるのも良かった。ペイトンに誘惑されたマイケルが「愛する女性は一人だけ」となびかなかったのも、映画に胸糞悪さを感じない丁度良い塩梅に思えた。

観賞後ソロモン役の方の演技が凄いなと思い調べてみると、ゴーストバスターズの方だったとは。
ソロモンが一家を絶対助けると誓ってフェードアウトしてから、今か今かとソワソワしている所にラストのあの登場は胸熱。ソロモンと遊ぶエマちゃんも可愛かった。
30年ほど前の映画だが気にせず、今の時代でも楽しんで観れる作品だった。
今はスマホとかパソコン普及してるから、もし現代に置き換えたらどんなシーンになるのかな、とかを考えれるのも古い映画を観る醍醐味だと思う。

総合時間01:20

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