初めましての入口。

小学校の頃、友達同士で交換するプロフィール帳が流行っていた。

高学年になると出回り始め、何々が好き〜好きな芸能人は〜 と、とにかく自分のことを思い切り書きまくり、お友達と交換するアレである。

様々なキャラクターの用紙があり、その用紙自体も楽しんでいたように思う。

あの時は、「喜んで〜！私のも書いて書いて！」と、友人のことを知る嬉しさと、カードが集まってくる楽しさに夢中だった。(後半はカード集めみたいになってた気もするが…)

大人になった今はというと、少々複雑である。

「履歴書・職務経歴書」といったガッチガチの大人用自己紹介を始め、プレゼンテーションをする為のものであったり…。会社によっては、営業の人が覚えてもらう為に書いて配っているところもあると聞く。

「お友達どんなこと書いてるかなー？！」などと、気軽に交換するものではないのだ。想像するだけでも、大変である…。

ただ、大人でも子どもでも、範囲は違えど自分のことを知ってもらうという点ではやってることの実質はあんまり変わらないな〜とは思う。目的は変わってくるのかもしれないが。

そういえば、プロフィールとはまたちょっと違うし…こういった自己紹介を考えたのは最後いつだったかしら…履歴書書いた時…？

ということで、とんでもなく今更だが、童心に戻ってプロフィール帳をやってみようと思い立った。ちょっと楽しみだ。
早速検索してみる。ふむふむなるほど…

え…めちゃくちゃ種類がある…。

シンプルな自己紹介はもちろんだが、創作者用自己紹介テンプレート、お子さんのことを紹介するテンプレート、小学生用、中学生用…びっくりだ。

Twitterで使う自己紹介テンプレートとかもある…しっかり時代と共に変化し、臨機応変に対応している訳である。
しかし、今もこうして内容が変われど残っていることにほっこりする。

なんだかあの頃を思い出し、ちょっと書いてみたくなってきた。一人だが…

と、いうわけで素材フリーで提供してくださっている方（Twitter：＠いおりさん）の画像をお借りして、現代版プロフィール帳をちょっと書いてみることに。
ドキドキである。

お分かりいただけただろうか…

頑張って子どもだか若く見せようだとかの意図が満々のプロフィールを…
そう…もう、あの頃の私はいないのである。

けれど、最後まで記入をしてみようと思ったので頑張った。そして載せた。
個人情報の観点から、一部記載ができない部分はご容赦願いたい。

気を取り直し…。
どうだろう、冷静に見ると完全にお友達に渡す仕様の自己紹介で軽い感じがいい。（無理矢理）
みんなと交換したくなる雰囲気が、一人でやっているのが寂しくなってくる気配さえある。こういうので就職活動をできたらどんなに和むか…と、さえ思った。

子どもの頃は、話す相手や友達になるタイミングとかあまり考えずにいつの間にか隣にいることも多かった。大人になるにつれて、少しずつ人との距離や立場など色々なことを考えるようになっている。

固くなりすぎている事とか、このプロフィール帳を書いている途中から伝えるシンプルさが見えてきた。最初のコミニュケーションを思い出したいいきっかけになったのだ。

あと、単純に書いて楽しかった。

懐かしく感じたそこのあなたも、是非試してみてはいかがでしょう。
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