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おいおい勘弁してくれ、またかいな!!【息子夫婦と暮らす#31】

昨日はわたしの貴重な寿命が縮まるほどの体験を強いられる1日となりました。

気を取り直して今日はいつものように元気に行こう!!と張り切って目覚めたところでまたもやスマホがわたしを呼びました。息子タローです。

飛行機に乗りますメッセージならテキストでしょうし、電話が鳴っているのでちょっぴり嫌な予感!!😅 恐る恐る出ました。

タロー「オレやらかした……」

yahoi「えっ?今度は何?」

タロー「グリーンカード失くした」

yahoi 「オーマイゴッド!!!!How? 」

ってわけで、どうも息子はパスポートと同じぐらいだいじなグリーンカードを日本出発前、カナダで失くしたというのです。

どこかにしまい忘れとか、なにかの間に挟まっているとか、昨日の航空会社カウンターでのもらい忘れとか?なにか思い出せることはないの?と聞いても、とりあえず今のところみつからないようです。

それも今はトロントにいるわけですから、うちに戻ろうにも米国入国すらできません。彼は日本のパスポートなので日本に行くにはなんら困りませんが、グリーンカードがないとなると米国には戻れません。

さあ、困った。

最新版グリーンカードのコピーがどこかにあると思ったけど、スマホの中を探してもみつからないというので、このままでは永住権保持者だという証明が難しくなります。

思いを張り巡らせて……、会社のHRがたぶんコピーを持っているし、昨年家のローンのリファイナンスするときにも、見せたから銀行が持っているかもしれないといいますが、うらら〜。

とりあえず、わたしはできる限りの情報収集を始めました。

すると、グリーンカード保持者であることの証明として期限切れの古いカードも助けになりそうです。わたしは自分のものはきっちり管理しているので古いものもしまってありすぐに出せます。生前の夫も失くすことが得意だったので、夫のものも全てわたしが管理していました。

さすがに、自立して家を出て以来は息子のそれらを母が管理することはやめましたから、現時点でタローのグリーンカードのコピーをわたしが持っているはずもありません。

古いカードが、うちのどこかにしまってないかと聞いても、「さあ、そんなのとってあるかな〜……」という返事。とにかく、ありそうな場所を聞いて、彼のクローゼットの中にある書類置き場を片っ端から探し、探し、探しまくりました。このさい、息子のプライバシーもへったくりもあったもんじゃない。

すると、見つけた!!

2018年に有効期限の切れている古いカードを発見。加えて、2017年に延長申請をした証明になる書類 I-797のNotice of Actionも出てきました。少し胸をなでおろしました。とりあえず、これさえあれば、グリーンカード保持者であることの証明はできます。

この手のたいせつなものは、古くても絶対に捨ててはいけません!!

息子夫婦は今まだ、日本行きの飛行機の中です。タローは家族の中でいちばん早くに米国永住権を獲得しました。米国の永住権取得はとても厳しい道程ですが、クジ運のいいタローは米国永住権の抽選プログラムに当たり永住権を最初に取得できたのです。

当選したあとの手続きも多くの人々が移民弁護士などにお願いするのですが、莫大な費用がかかるので、全てわたしが手続きをしました。結婚する前まで旅行会社で各国のビザ取得手続きの書類を作成したり、大使館や領事館に申請に出向くなどの代行業務をしていた経験があるので、意外とその手のことは得意なのです。

そもそも、移民弁護士にお願いしても却下されたり、不手際でドツボにはまった友人もいて、弁護士だからと言って確実ではないどころか、責任もとらないこと知っています。わたしが全ての手続きをこれまで手掛けてきたことを理解しているタローなので、アラ還ママで何も助けにならないとは思っていないはずです。

まだ帰国便の航空会社に確認しないといけませんが、古いカードと出てきた書類を日本に送付すれば、とりあえず米国に戻るフライトには乗せてもらえる可能性も出てきました。

タローよ!!わたしがいてほんとに良かっただろ〜!!

昨日に引き続き、今日もまたまたやらかしてくれたことで1日じゅうストレスフルな時を過ごしましたが、多少のストレスはないよりあったほうが、長生きするそうなので、ストレスフリーに暮らすわたしへの宿題だとあきらめて、サポート体制整えて見守りたいと思います。

めんどくさいことですが、命に別状ないことなのでゆったり構えて進むことにします。でも、明日起きると次はどんなネタが襲ってくるのかとちょっぴりドキドキです。😆


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