見出し画像

アート+デザイン=エンタメ

Ⅰ.アートはデザインを通すことで共感を呼ぶ

前回の振り返りは以下
アートとデザイン。苦労と努力。人間は苦労を共感した時に感動する。|やひろ|note

こちらの記事を参考に考えました。
この記事を読めば全て済むような素晴らしい内容の記事ですはい。
アート思考、デザイン思考、ロジカル思考を整理しておく|エルモ/Marketing Media Lab|note

更にこの考えを深めていくと以下のような考えが浮かびました。

アート(独自性)+デザイン(普遍性)=エンターテイメント(共感性)


Ⅱ.アート(独自性)+デザイン(普遍性)=エンターテイメント(共感性)

"entertainment"という言葉の原義としては、特に演者の技能を鑑賞することを主体とした見せ物、出し物、余興などを指す語で、スポーツ・舞台演劇・演奏会・公演などを指す

Wikipedia先生

この辺りの文章からご近所さんな話題な気がします。
それどころか恋人だと思っていたら実は兄妹だったくらいの可能性があります(?)

人間が何に対して面白いと感じるのか
文学性という言葉と使って論じている論文があります。
引用文献:文学性の生成モデル

文学性の生成過程

1.間テクスト性により文学作品の認知/確認が行われ、間読み性が起動する。
※間テクスト性は、ある発話/テクストと他の発話/テクストとの関係と定義できる。

2. 言語表現レベルや概念レベルの意図的なずれ(異化)によって、認知的負荷(処理労力、心理的緊張)が生じる。

3. 認知的負荷を解消するような調整が行われ、
 文学性(審美的感情群+知的効果)が生成される

文学性の生成モデル

勝手に端折って嚙み砕いてみると

1.「プロローグが○○だから、●●みたいなストーリーだろう(普遍性)」
2.「変わった表現(独自性)でよくわからないな?と思ったけど」
3.「最後になるほどそういうことか!(共感性が生まれる)」
ってやつです。

映画猿の惑星(うろ覚え)で例えると

1.「別の惑星に飛ばされた系の脱出冒険ものっぽいなぁ(普遍性)」
2.「地球に返るために試行錯誤しているけど、なんかおかしい(独自性)」
3.「別の惑星だと思っていたけど、ここ地球だった(共感性が生まれる)」

ちゃんと論文の説明を引用するとこう


前回の記事”苦労を共感、感動させる”でいうと
「こんなに苦労したことが(独自性)、こんな形で花咲かせるなんて(´;ω;`)(共感性が生まれる)」

※共感性が生まれる=独自表現に感じた違和感を自己解釈することで、新たな概念として共感する過程

Ⅲ.具体例で考えてみた


外科医の仕事(独自性)+ドラマ(普遍性)=「私、失敗しないので」

組み合わせが違うとエンタメ化しなくなりそうなやつ

①医者(独自性)+絵画(独自性)=すごいアート

②ポジションが逆転している例
 介護(本当は普遍性)+演劇(たぶん独自性)=?

Ⅳ.自分の作品でいうと(宣伝)

小説って、読まない人も多いわけですが
国語の授業を通過儀礼としてクリアしてきた多くの人なら
読めないわけではない。

そういう思いで書いたのはこちらの小説

妻が認知症になった夫(独自性)+小説(普遍性)
無料電子書籍「福祉小説 脱線 大滝右京編」

思い悩む理学療法士の青年(独自性)+小説(普遍性)
無料電子書籍「福祉小説 脱線 長谷川遼編」

頑張り過ぎてボロボロのOL(独自性?)+小説(普遍性)
無料電子書籍「小説 気休め」

そ……それなりに読んでいただいた方には好評なんです……
素人が偉そうな記事書いてるって言わないで……怒らないで……
石投げないで……


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?