最近の記事

ろくろを回す~ネトゾン編~

皆さん、インターネットは好きですか? 私は好きです。 私はいわゆるデジタルネイティブ世代で、親がどこかからパソコンを貰ってきたのをきっかけにインターネットのオタクになった。 FLASH動画、個人サイト、チャット、お絵かき掲示板etc、様々なコンテンツに触れた結果立派な陰キャに育ってしまった。死にた~い! でもその過程で某匿名掲示板を知って、そこで営まれているブーン系という文化を知れたことは大きな転換期だったと思う。 おかげで今回ろくろを回す「インターネットゾンビのようです

    • 文学フリマ福岡2023

      文学フリマ(以下文フリ)に出た。 出店者としては去年ぶり、2回目の参加になる。去年出した小説本の再販と新しく書いた新刊を用意した。 去年と違うのは、売り物の搬入に宅配搬入を選んだことだ。わたしがお世話になっている印刷所は文フリと提携しており直接会場に送ることができるらしい。ありがたく使わせてもらうことにした。 10:00ぴったりに会場入り。 今年は出店者の数が過去最高らしく2フロアに分けられていた。わたしのブースは8F大ホールで、もうひとつの中ホールに比べてかなり広かった。

      • ろくろ回し~食と旅の秋祭り編~

        『ブーン系 食と旅の秋祭り』に参加した。 その名の通り食事or旅行にまつわる作品を書く祭りで、どっちのジャンルも得意でない自分としてはどうなっちゃうの~!?という感じだったけど、なんとか書けた。よかった。 以下は投下した作品一覧。 ・川 ゚ -゚)群青を蹴るようです(旅部門) ・(´・ω・`)天使に会いに行くようです(飯・旅部門) ・( ^ω^)さいごはんのようです(飯部門) 「群青~」と「天使~」は元々書く予定だったけど「さいごはん」は締め切り間際にアイデアが浮かんでし

        • ド素人、ぬいを縫う

          私はある小説に現在進行系で人生を狂わされている。 ざっくり言うと戦記物だ。 3つの国が覇権を争う世界で、最弱国で生まれた主人公が祖国を天下に導くべく奮闘する。 当然物語は主人公の祖国を中心に進むのだが、この国、二大トップの反りが合わず軍が東西に分裂しているなどかなり終わっている。 おまけにその影響は一兵卒まで及び、所属が東西に分かれてバチクソ険悪な兄弟とかもいる。天下取る気ないだろお前ら。 主人公が所属するのは東塔なのだが、私は断然西塔が好きだ。 どのくらい好きかと言うと

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          虫が大嫌いです

          私は基本的に冬以外の季節が嫌いで、その中でも夏が一番嫌いだ。 暑いとか台風とか理由は色々あるが一番は虫が湧くということに尽きる。 いるとか出るとかじゃなく湧くという表現からお察しの通り、私は虫が大嫌いである。以前のnoteでも書いたが、嫌いなものランキングをつけるなら同担・虫・痛みが不動のトップスリーだ。 (ちなみに私は同担と遭遇したことがほぼないため実質虫が一位みたいなもん) 最近は虫嫌いの人も相当多いが、そんな同志でも「昔はダンゴムシとか平気で触ってたけどねー、今は無理

          虫が大嫌いです

          ろくろを回す~崇高消費編~

          今回はこれについて。 (゚、゚トソン 崇高なる消費のようです 推し活ブームが薄気味悪い オタク諸兄姉に助走つけてぶん殴られそうな出だしになったが、あくまで私個人の所感なので許してほしい。 私は昨今の推し活ブームに懐疑的だ。正直そんな手放しで褒め称える文化ではないと思うし、もっと言うとメディアや企業のような生産元が推し!推し活!と囃し立てるのは、金曜ロードショーがオタクのノリに合わせてバルスとか言い出したあれと同じ類の寒さを感じる。「何が悪いの?私はバルス楽しかったけど?」

          ろくろを回す~崇高消費編~

          近所の犬達と目が合わない。

          私は犬が好きだ。 犬なら基本何でも好きだが、取り分け白くてふわふわした犬を好んでいる。もっと言うならマルチーズという犬種を心から愛している。 というのも、昔マルチーズを飼っていたということが大きい。初代愛犬である。その愛犬が亡くなった後、とある事情で預かった犬もマルプー(マルチーズとプードルのミックス)だった。このマルプーは私が実家を出た後に預かったので、残念ながらほとんど面識はなかった。それでも帰省のたびに盛大に出迎えてくれたし、視力と聴力を失った後も私が近付くと気配を察し

          近所の犬達と目が合わない。

          オタク、歯列矯正をする

          歯列矯正を始めてちょうど一年経った。 全体的に揃ってきたもののまだ細かい部分の調整が必要らしい。当初の予定通りあと一年で終わるだろうと言われた。キリがいいし備忘録としてこれまでの経緯を振り返ってみようと思う。 そうだ、矯正しよう 私は物心つく頃からガチャ歯だった。コンプレックスというほどではないにしろ気にしてはいたので、歯科健診の折に矯正について尋ねることもあった。それでもなかなか踏ん切りがつかなかったのは「めちゃくちゃ痛い」という話を耳にしていたからだった。 私はとにか

          オタク、歯列矯正をする

          ろくろを回す~天ライ編~

          今から六年前、私は( ^ω^)天使はライブハウスにいるようですζ(゚ー゚*ζという作品を書いた。 簡単に言うと推し活の話だ。オタクになりたてでなんもわからん状態の主人公が、周囲のオタクに教授してもらいながらチケ発を頑張ったり遠征したりガチ恋などをする。 私の代表作のような扱いになっているし自分でも気に入っている。完結してもう随分経つのにいまだに感想をいただくこともある。ありがたいなと思っている。 そもそものきっかけ スレでも一部言及があった通り作者である私自身もオタクだ。

          ろくろを回す~天ライ編~