やぎちゃん

出生時仮死による脳性麻痺・身体障害者/養護学校卒業後製造会社で正社員として30年勤務/…

やぎちゃん

出生時仮死による脳性麻痺・身体障害者/養護学校卒業後製造会社で正社員として30年勤務/障害者のICT利活用を研究・サポート/脳性麻痺に特化した記事を書いています

最近の記事

脳性麻痺の正しい知識を身につけるために

脳性麻痺のリハビリテーションで知られているボバース記念病院 正しい知識を知ってほしいとの思いから、オンライン講演会を実施されています 2024年度の年間予定 4月年間予定の発表 5月特別会 6月青年期・成人期の痙直型+自主練習 7月脳性まひに対する食事へのアプローチ 8月アンケート結果発表・特別会 9月青年期・成人期のアテトーゼ型+自主練習 10月訪問リハビリについて 11月医学的テーマ 12月特別会 1月脳性まひに対する食事へのアプローチ 2月医学的テーマ 3月ボッチャ

    • 「脳性麻痺」に特化

      2020年7月に開設したこのアカウント これまで放置状態でしたが、 これからは、脳性麻痺について、 私が持っている経験・知識・情報を 書き綴りたいと思います。 今後ともよろしくお願いいたします。

      • 幸福感を高めるのは「自己決定権」〜意思決定支援の重要性

        あなたの幸福感は次のどれに当てはまりますか 1.満足 2.やや満足 3.どちらとも言えない 4.やや不満 5.不満 幸福感と自己決定―日本における実証研究によると 幸福感を決定する要因になるのは、健康、人間関係に次いで自己決定だということが分かりました 所得、学歴よりも自己決定が強い影響を与える 自己決定度が高い人は、幸福感も高くなる 幸福感が高ければ、自己肯定感も高くなる 書籍「新装版 幸せがずっと続く12の行動習慣」の中でも【幸福を決定するものは何か】について

        • 無印良品が感覚過敏のある人に好まれる理由

          感覚過敏のある人に無印良品の衣料品が好まれています その理由は タグがついていないから 多くの衣料品の内側や首の後ろにはタグが付いています 使われている素材名、洗濯方法、サイズなどが表示されてますが、無印良品の衣料品は、タグではなくプリントされています そのため皮膚にあたって不快な思いをしなくても済むのです 国立障害者リハビリテーションセンターが明らかにした、発達障害のある人の感覚の問題の実態調査でも、触覚の問題として「タグや縫い目が皮膚にあたると苦痛である

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          誰もができるWebアクセシビリティ

          ブログやSNS・ウェブサイトに写真や画像を貼りつける時、その写真や画像の詳細を説明する必要があることを知っていますか? なぜ必要なのか? 視覚に障害がある人が、SNSやウェブサイトを閲覧する場合、スクリーンリーダーという画面の情報(文字)を読み上げるソストや、iPhone・iPad・Macではボイスオーバー機能を使って情報を得ています しかし画像や写真に写っているものが何なのかは、読み上げてくれることができません なので、代替テキストという説明文を入力する必要がありま

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          推し活のススメ

          ひとは、自分自身のためよりも誰かのため、何かのために活動したほうがエンパワーメントを得ることができる こんな記事がありました “推し活”で要介護度が3から1に…「支えられる」より「支える」ことで生命力取り戻すおばあちゃん達 |最新ニュース|eltha(エルザ) 平均寿命が延び続け、高齢化社会が進む中、健康上の問題がない状態で日常生活を送る「健康寿命」よりも、幸せに生きられる「幸福寿命」を重視する考えが注目されている。そんな中、全国各地の高齢者施設で“推し活”が広がっている

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          特別支援教育の在り方とは

          あなたは特別支援教育って、必要だと思いますか!? 国連・障害者権利委員会が調査を行ない、日本政府に対して特別支援教育の中止を勧告しました 勧告に対して、文部科学省大臣は、このように回答しています 国連が要請した“分離教育”の中止「考えていない」と永岡文科相。通常学級で学ぶ時間を制限する通知「撤回しない」「インクルーシブ教育」を巡る国連と日本政府の認識の齟齬が明確になった www.huffingtonpost.jp 中止かそれとも存続か わたしは共存が望ましいと思っ

          特別支援教育の在り方とは

          障害者にとって、ヲタクこそ最高のサポーター

          ICTの利活用によって、 障害者のQOL(生活の質)がよくなってきている。 しかし、ICT機器を利活用するためには、 多少なりの知識が必要である。 その知識は、メーリングリストなど インターネットを通じて得る人もいれば、 パソコンボランティアや大学などで 支援技術について、研究や支援をしている 先生方に相談する人もいるだろう。 では、そうしたパソコンボランティアや 大学の先生方とのご縁がない人は どうすればいいだろうか。 そこで期待したいのは、 ヲタ

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          なぜ障害者や家族に必要な情報は届きにくいのか?

          以前から疑問に思うこと。 それは、障害者やその家族に必要な情報が伝わりにくいこと。 インターネットが普及し、いつでもどこでも 情報を得ることも発信することもできるようになったはず。 けれども障害者施策の内容やバリアフリー情報などが 伝わりにくい状態にある。 Googleなどで検索をすれば、すぐにでも取り出せる情報であっても 知らずに過ごしてしまっている障害者や家族が少なくない。 しかしその一方で、そうした情報をいち早くキャッチして、 生活の中に取り入れている障害者や家

          なぜ障害者や家族に必要な情報は届きにくいのか?

          なぜ障害者の生活に画期的な変化が起こせないのか?

          インターネットが普及し、いつでもどこでも 情報を得ることができるようになった。 遠く離れている人とのコミュニケーションも 簡単に取れるようになった。 家に居ながらにして、欲しいものが 簡単に手にすることも可能になった。 テクノロジーの進歩によって、生活が便利になっている。 こうしたテクノロジーは、障害者にとっても 不便さや困難さを軽減させるツールでもある。 そのツールを上手く利活用させることができれば、 障害者の生活に画期的な変化が生まれるはず。 しかしながら、大

          なぜ障害者の生活に画期的な変化が起こせないのか?

          noteデビュー

          はじめまして。 脳性麻痺という特色を持つ会社員です。一般企業で働きながら、障害や生きにくさを抱えた人たちのICT(情報コミュニケーション技術)やAT(支援技術)の利活用を研究・サポートしています。 パソコンインストラクター1級 福祉情報技術コーディネーター1級 茨城県パソコンボランティア 1973年   福島県二本松市生まれ 1992年3月 茨城県立養護学校卒業 1992年3月 一般企業に入社し、現在に至る 1998年 初めてのパソコンを購入。メールやインターネット

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