幸福感を高めるのは「自己決定権」〜意思決定支援の重要性
あなたの幸福感は次のどれに当てはまりますか
1.満足
2.やや満足
3.どちらとも言えない
4.やや不満
5.不満
幸福感と自己決定―日本における実証研究によると
幸福感を決定する要因になるのは、健康、人間関係に次いで自己決定だということが分かりました
所得、学歴よりも自己決定が強い影響を与える
自己決定度が高い人は、幸福感も高くなる
幸福感が高ければ、自己肯定感も高くなる
書籍「新装版 幸せがずっと続く12の行動習慣」の中でも【幸福を決定するものは何か】について
・環境10%
・遺伝による設定値50%
・意図的な行動40%
とあります
わたしたちは、朝起きたときから夜寝るまでの間に、たくさんの選択・自己決定をしています
・どんな服を着るか
・朝ごはん、昼ごはん、夜ごはんは何を食べるか
・外出するときの手段は、徒歩なのか、バスなのか、電車なのか
・スマートフォンを買い替えるのに、iPhoneにするかAndroidにするか
などなど
こうした選択を自分でできることが、幸福感を高めることになるということですね
以前、訪問ヘルパーを利用している友達との話しです
わたし:朝、着る服は自分で選んでる?
友達:ヘルパーさんが出してきたものを着る
わたし:どうして自分で選ばないの?
友達:・・・・・
自己決定してヘルパーに伝える力があるにも関わらず、それをしようとしない、悲しくなりました
すべてヘルパーさんにお任せしてしまっている場合もありますが
それでもヘルパーさんは、利用者さんに「どれにする?」と問いかけをしないといけないのでは?
「自己決定権」を奪う行為だと思うのです
でもこうした事例
障害のある方の福祉施設や家庭でも、ありがちなことではないですか?
障害の程度や経験値の不足などによって、自分で選ぶことが難しい場面もあります
手が回らず、意思の確認を十分に行えない場合もあるとは思いますが
「自己決定度が幸福感を高めることになる」ということを熟考した上での行動を心がける必要がありますね
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