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#317 死生観を考える前に生きることについて考えよう

こんにちは
ヤギです

先日からずっと考えていたことがあります。それが死生観についてです。なんどか記事でも紹介してきました。介護の現場を見学したり書籍を読んだり、病院で入院している方と話をしたり、見学したり…
そこで死生観について自分なりに考えていたことを住職さんに質問する機会があり聞いてみました。すると僕が考えてもいない回答が返ってきました。

チューブ漬け【医療費問題】

入院されている方にはチューブ漬けになっており、意識もほぼないような人もいました。それって本人も家族も幸せなのでしょうか?
僕はあの光景、あのとき感じた事が忘れられません。

病院側も入院日数が延びたり、使用している薬剤が増えれば増えるほど収入が増える。家族も長生きすればするほどお金が降りてくる

日本の医療はこうしたジレンマに陥っているように感じます。
だからこそ死生観を持つこと、両親と話しておくことで過剰な医療をしなくて済むのではないでしょうか?

こちらでも少し書いていますので次に読んでみて下さい。

もちろん今すぐ生死を決めろというわけではありません。答えがないからこそ長い年月をかけてゆっくり話し合っていくことが重要です。
しかし、交通事故で急に植物人間になってしまった人や元気だったのに脳梗塞で半身麻痺でうまく喋れなくなったなんて人もいました。
気がついたら認知症が進行していてまともに会話ができないというケースもありますからね…

いつ何が起こるかわかりません。話せるうちに話しておくことが大切ですね。では死生観そして住職との会話で何を言われたのかまとめていきます。

死生観について

死生観をまずは辞書で引くと以下のように記載がある。

生きることと死ぬことについて、判断や行為の基盤となる考え方。生と死に対する見方。

デジタル大辞泉

僕のイメージは死ぬ前に考えることであったり死について向き合うことなどが死生観だと思っていた。
高齢になり死ぬ前に死のことを考えるだけではなく、50,60のうちから死について考えることは必要だし、なんならもっと若くても良いと思っている。死について考えても正しい答えはない。だから普段から考えていくことで自身が亡くなる際にはさまざまな過程を経て死と向き合うことになるでしょう。

だからこそ若いうちに死生観について考えておくことは大事ではないか?
というのが私の考えでした。

しかし、先日住職さんと話す機会があり、死生観について質問した。
するとその答えは僕が考えてもいないことでした。

死生観の前に、生きるとはなんですか?

僕は死生観=死ぬこと というようなことしか考えられていませんでした。そして、逆に質問をされた「そもそも生きるって何でしょうか?
と問いかけられたときに僕は何も答えられませんでした。

僕は死生観が大事という視点しかありませんでした

現代を生きる人にとって生きるというのは当たり前で考えることもしていない。だからたまにでいいから生と向き合うこと、考えること重要ではないでしょうか?

そんな感じのことを仰っていました。
視点が増えた瞬間でしたね。こうして周りの方からの話やメッセージで自分の考えや視野が広がるのが嬉しいです。なのでみなさんもコメントお待ちしております!

最後に先日バズっていて考えさせられた安楽死について。
たまに日本のテレビでもやっていますよね。

僕個人的な考えですが、病気で進行して身体が不自由になり、痛みなどの苦痛が続きどんどん悪化していくような人に限りまずは認めても良いのではないか?というのが私の安楽死に対する考えです。

死ぬことそして生きていること
自分自身、そして家族

たまにでいいので考える時間や話し合う時間を設けてみるのも良いかもしれませんね。

人間の死に方という書籍も良かったのですがこちらもおすすめです。
考えさせられるよね。

以上です
みなさんの忌憚なき意見、コメントをお待ちしております。
最後まで読んでいただきありがとうございます
次回もお楽しみに
ではまた



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