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謹賀新年

明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

昨年は小説では1月から光文社の電子ミステリー雑誌『ジャーロ』にて連作短編『Mother Murder マザー・マーダー』の連載がスタート。
2月に掌編「天神がえり」を声優の徳井青空さんに朗読していただいた『STORY LIVE』配信。

7月に『小説新潮』にホラー短編「魂疫(たまえやみ)」掲載。9月に『Mother Murder』最終話となる第5話が掲載されたのち、単行本準備と連載準備を経て12月に『小説すばる』1月号に短編「紅邑幸福研究所 しあわせ相談員の推考」掲載。

光文社より初の四六判単行本『マザー・マーダー』発売。

そして『小説推理』2月号より新連載『不知火判事の比類なき被告人質問』がスタートしました。こちらは連作短編の法廷ミステリーです。

漫画原作では3月にコミックDAYSで連載していた闇医者サスペンス『バカレイドッグスLoser』最終巻となる第5巻が発売。

10月にGANMA!で連載していたホラーミステリー『怪談ルゥプ』が最終回を迎え、電子単行本3〜5巻が発売されました(最終巻の6巻は2022年1月1日発売)。

現在、小説の仕事でいただいた依頼をこなすのに精一杯の状況のため、この『怪談ルゥプ』の連載を最後に、漫画原作の方はしばらく休業することになります。

ということで2022年は矢樹純のキャリアの中で初めて、小説家としての仕事がメインとなります。2002年に漫画原作者としてデビューして20年目。そして2012年に小説家としてデビューして10年目となり、今年は色々と節目の年なのだと感じています。

『小説推理』の連載は年内に単行本化される予定で、また年内にもう一冊、書き下ろしの長編が刊行予定です。その他にも短編・長編それぞれ、いくつかこれから進んでいく企画がありそうです。

今年も読んでくださった方に楽しんでいただけるよう、今の自分に書ける精一杯の面白い物語をお届けしてまいります。

どうぞ本年も矢樹純の作品をよろしくお願いいたします。

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