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婚活〜婚活沼①受身 Ep1

続きです。
私の実体験エピソードをメインに書いてみました。


どうしてあなたが受身体制をとってしまうのか?

恐らく過去に傷ついた経験をお持ちで
もう傷付きたくないからと
無意識に自分を守ろうとしてしまっているからだと思います。

自己防衛本能なのでしょう。

あなたが本気で幸せな結婚生活を送りたいと願うならば
どうしてもこの壁を壊さなければ
次のステップには進めないです。

私には恋愛をする事に臆病になった経験が2回あります。
①初めての彼氏
②約9年付き合っていた彼氏

この2人の出会いと別れには
今思えば自分の人格を大きく変えた出来事だったと思います。

①を具体的にお話ししましょう。



中学1年生の時の話なので、彼氏と呼べる存在ではなかったかもしれませんが
「好きです、付き合ってください!」をハッキリ伝えてくれた人でした。

当時、1番仲良かった友人が隣のクラスにいた私は
しょっちゅう隣のクラスに顔を出していました。

私は彼の事を全く知らなかったのですが、仲良しな友人から
「◯◯君がやぎねえの事好きなんだって。」と言われてから
話してもないのに、意識するようになりました。

この男の子、周りを使ってうまく私にコンタクトしてきたり
メールではいつも私を喜ばすような事を送ってきていたので
(今思えば相当なプレイボーイ)
ドキドキ、ハラハラさせてくる存在でした。

お互い話せる距離感になった時に
告白され付き合う事になりましたが
わずか一ヶ月で突然メールで振られました。
理由は分かりません。

学校から帰宅し
夕飯を食べる前にメールチェックをしたら
「別れよう」のメッセージが入っていました。
涙は出ませんでした。
とにかく衝撃的でした。

前日まで一緒に下校し
好き、好き、可愛いと言ってくれていたのに
急にどうして?と中学生ながら、とまどい
訳が分からなくなりました。

そしてこの男の子。
すぐにまた別の女の子と付き合っていました。
でもまたすぐに別れて、私に気があるメールを送りつけてくる。
でもすぐにまた別の女の子と付き合う。

高校入学後も定期的にこの男の子から
「お前が1番良かった」(何が?)と連絡をよこしてくる。

噂であなたに彼女がいるって事くらい、知ってたけどね。



私は自分と真剣に向き合う31歳まで
この恋愛について深く考えてこなかったのですが
何かが引っかかっていて、どうしても忘れられなかったのです

中学生、子供の恋愛なのに。

まさかこの経験がこんなにも私を拗らせるキッカケになっていたなんて。
気づいた時には自分に雷が落ちました笑

なぜって?

私は、この男の子のこと
本当は好きじゃなかったから。


ドキドキ、ハラハラさせられていたから
この気持ちが“好き“だと勘違いしていた。

違う。


あのドキドキ、ハラハラは
エンターテインメントのような。
連ドラを観て、次は次は?!みたいな。

次の展開に興味と興奮を覚える感じ。
これって、とは違いますよね?

私はあの男の子に愛情を向けていたのか?

いや、全然。


だって私に断りもなく、カバンをあさり
バレンタインのチョコレートを取ろうとした事。
スキー合宿の写真をコソコソ買っていた事。
(当時は写真が壁に貼られて自分達で写っている写真を注文するスタイル)
ちょっとやだなって思ってた笑。
言えなかったけどね。

って事は、好きじゃなかったんじゃないか。
この結論に行き着いた時、なんだか
胸がスッキリした感覚がありました。
腑に落ちました。
なんで涙も出なかったのか。
なんで“訳分からない“って戸惑ったのか。

私は相手から好意を向けられて
相手に意識を向けた。

好きだ、可愛いと言われて、単に嬉しかった。

嬉しい事を言ってくれる男の子が近くにいてくれて
気分が良かった。

私はなぜ彼からの告白にYESと答えたのか?
私を好いてくれて、気分が良かったから。

隣のクラスだったから
私の事なんてよく知らないのに
好きになってくれた男の子。

悪い人じゃなさそう。

こういう思考回路で本当は付き合っていた。

なんだよ、私。
はじめっからスーパー受身女子じゃん。
受身の申し子。受身の子。笑

でも当時〜拗らせ終了に至るまで
私はこの男の子と
好きで付き合っていたと誤解していた。


中学一年生の私。

このマヤカシの初恋愛から学んだ事は

男の人って、気分屋で突然別れ話をしてくる。
振られる前に振った方が自分が傷つかなくて済む。
付き合う相手をコロコロ変えても良いんだ。

って事。

ちゃんと恋人らしいコミュニケーションをとる前に
別れてしまったのも、悔しかった。
自分という人間を分かってもらう前に振られた。
まだ何もアクションしてないのに振られた。
振られる事への恐怖の壁が大きくできてしまった。

私の中で、この男の子との思い出は
ずっと嫌な思い出だった。


続きます💋

Have a good one!!

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