45.【読書16】『ユダヤの商法(新装版)』ハンバーガーとベンチャー精神を噛みしめて
こんにちは。八木原 悟です。
無性にマクドナルドのハンバーガー、ポテトを食べたくなる時ってありますよね。
今日は、日本マクドナルドの創業者の自伝です。日本のビジネス書の古典ですね。
本日ご紹介したい一冊は、こちら
『ユダヤの商法(新装版) 』
著者:藤田 田(ふじた でん)
出版社:ベストセラーズ
作者について:1970年代、まだまだ日本に、ハンバーガーという「パンに肉を挟んで食べる文化」はありませんでした。
おそらく、周りからは反対意見も多くあった事でしょう。
しかし、藤田さんは、ビジョンを描き、ハンバーガーを、日本中に流行らせていきました。
今や、ハンバーガーが、当たり前の食文化となったのも、藤田さんのベンチャー精神があったからこそのものです。
そして、仕事、商売の原理、原則は、古典から学ぶのが一番です。歴史から学んで、現代にも通ずるヒントを探すために読みました。
つまり、温故知新ですね。
特に印象的な部分
約束(納期)を守り、信頼を勝ち取る。
日本人の藤田さんが、ユダヤ人コミュニティーに入っていくためにどうしたのか?
その答えが、「約束を守ること」でした。
藤田さんが貿易商をしている時、日本の職人が作るスプーンなどの鋳物をアメリカに輸出するエピソードがあります。
製造が遅れ、船便で輸出したら納期が間に合わない。その時、藤田さんが取った策は、「自家用ジェットを手配して、空輸」することです。
自家用ジェットなんて非常識の行動ですよね。
結果的に、納期に間に合わせることができましたが、空輸代の方がコストがかかり、大赤字になったそうです。
しかし、このアメイジングなエピソードで、取引先のユダヤ人の信用を勝ち取るきっかけとなったと、書かれてました。
私は、ひじょーーに感銘を受けました。
小さな話ですが、私も、やばい!遅刻してしまうっ!と察した時は、タクシーを使います。
電車で、約束時間に遅刻するくらいなら、タクシー使って約束時間に間に合わせる事を選択します。
人との約束は死んでも守る。
自分の口から出た言葉に責任を持つこと。
目先の利益で損してでも、信頼を得る。
一つ一つ、信用を積み重ねること。
これが、商売の原理であり原則なんだろうなと、読みながら、強くうなずきました。
そういう、ユダヤ人の信頼を勝ち取った藤田さんが創業したのが、日本マクドナルドなのです。
藤田田さんから学んだ商売の原理原則、ベンチャー精神を、ハンバーガーと共に噛み締めていきます!
今日は以上です!
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