ゆずりやあやこ/HSP家族コーチ

こころの矢印を変えよう 〜抱え込まずに手放して、もう楽に生きていい〜 特別支援教員歴1…

ゆずりやあやこ/HSP家族コーチ

こころの矢印を変えよう 〜抱え込まずに手放して、もう楽に生きていい〜 特別支援教員歴13年/コーチ・スクールカウンセラー/HSP未来ラボ青森代表 HSP×アドラ心理学×アサーティブコミュニケーション

マガジン

最近の記事

  • 固定された記事

助けるより、助けてもらうが先。

人を助ける。人に助けてもらう。 どちらがいい、悪いの話ではありませんが、 私はここに「順番」があると考えています。 こんな体験をしました。 我が家では、子どもの同級生ファミリーと 保育園や学校行事後、バーベキューや鍋パーティーとして 集まることが恒例になりつつあります。 仲良しの三家族が持ち回りで、場所を提供して わいわい楽しく過ごします。 小学生組は3年生、ちびっこ組は一番小さい子でも年中さんになり、 今回は「お泊り」も経験させてもらいました。 しかし、我が家は翌朝

    • 黄昏なきをする息子を抱いていた日に聴きたかった話

      今から8年。⁡ 窓際で、黄昏なきをする息子を抱きながら、⁡ 夫の帰りをいまかいまかと待っていた私は、⁡ 子ども以上にわんわん声をあげて泣きたかった。⁡ ⁡あの時に、1番必要としていた「敏感な子の子育てヒント」を、目の前にいるママたちに送りたいと思いました。⁡ ⁡ 地域の子育てコミュニティ「ママランティ」にて、⁡子育てをスタートしたばかりのママと⁡支援するスタッフさんを対象に、⁡ 『敏感な子の子育てヒント』をお伝えする機会を頂きました。⁡ ⁡ ⁡お座り時期の赤ちゃんを

      • HSPや発達凸凹の強い味方「イノチグラス」の製作者・灰谷氏から学んだこと

        先日、灰谷孝さんの著書「いのちのめがね」の出版記念講演会に参加してきました。 この講演会では、「世界をどう見るかで世界が変わる」というテーマのもと、 灰谷さんが長年にわたり人間の発達を「目」から探求してきた成果や考え方を共有していただきました。 特別支援教育やスクールカウンセラー、HSP(Highly Sensitive Person)の個別サポートなどの現場で、私が感じてきた様々な疑問に対する大きなヒントを得ることができ、非常に有意義な時間を過ごすことができました。

        • HSPさんの心は「ま、いっか」と「あ、そっか」で軽くなる。

          【部長や学級委員長になるのが嫌だった!?】 ​ 子どもの頃に感じていた違和感を 大人になった今だからこそ言語化できる。 ​ / 安心安全な場で、心を開いて話をすれば 深まる自己理解・他者理解 \ ​ 私が主宰している「HSP未来ラボ青森」では、 毎月恒例のHSPさんやHSCちゃんを育てる大人が集う、交流お話し会を開いています。 今回は、4人のHSPさんと HSCちゃんを育てる非HSPのお母さんが集まりました。 ​ このお母さん、前回も参加してくれて HSCの娘さんが教室がう

        • 固定された記事

        助けるより、助けてもらうが先。

        マガジン

        • ママに読んでほしいお話
          1本
        • 生きやすくなる記事
          4本
        • スクールカウンセラーからのメッセージ
          2本
        • HSPオススメ記事
          4本

        記事

          不登校は、親子が通じ合う瞬間をつくる。

          県立高校からスクールカウンセラー緊急要請があり、 親子それぞれの面談をしてきました。 進学後、沈みがちな子どもの様子に 何かおかしい、と親御さんが気が付づいて担任に相談。 予定されていた夏休みの訪問を待たずして、 お話を聴く機会を設けたのです。 子どもの不登校(小・中学校)の人数が30万人を越えたと 昨年10月、文部科学省は発表しました。 この背景には、 子どもの気持ちに寄り添い、本当に辛いならば 登校するよりも、心と体を休めようと言える親が増えたことも、大いに関係

          不登校は、親子が通じ合う瞬間をつくる。

          ここに自分がいる意味は、自分で決めて良い。

          HSPかもしれない、という女性が 体験相談にいらっしゃいました。 人の目が気になって、自分らしく働くことができない。 いつも「失敗したらどうしよう」と 緊張感でいっぱいなのだと言います。 私の継続サポートを受けている女性の多くは、 元々自分に自信がないんです。 だから、仕事を通して誰かの役に立って 「喜んでもらえてよかった」と感じることで安堵感を得ています。 その一方で、 ・役立たずな自分 ・ちっぽけな私 なんていう風に 自分を「過小評価」しているので、 少しでも相手

          ここに自分がいる意味は、自分で決めて良い。

          振り回されていると感じたら。

          「ゆずりや先生、私もう嫌になっちゃいました」 その女性は、顔を赤らめて少し興奮している様子で言いました。 よくよく話を聴くと、 せっかく慣れてきた職場で度々、様々な変化を求められるというのです。 一生懸命「適応」しようとするけど、 気持ちが追い付かずに、「振り回されている」と感じているのだそう。 環境の変化に適応するのが早い人と、 違いに戸惑いを感じ、パニックになる人がいます。 この違いって、何でしょう? 人はそもそも、変化に弱いものです。 慣れ親しんだスタイルを、

          振り回されていると感じたら。

          母との関係に変化〜止まってきた時を動かす人〜

          今月の母の日、Instagramに⁡ 「お母さん、ありがとう」⁡⁡ 素直に言える人はどれだけいるのだろう?⁡ というお話を投稿しました。⁡ ⁡ ここだけの話、⁡⁡ 13年務めた特別支援学校の教師を辞めて⁡ コーチ・カウンセラーへ転身したことで⁡⁡ 母を心配させている自分は「親不孝」なのでは?⁡⁡ という後ろめたさがあったんです。⁡⁡ ⁡⁡ だけど・・・ /⁡⁡ 「自分の人生」を生きる歓びに⁡⁡ 勝るものはない⁡ \⁡ ⁡このように吹っ切れた最近は、一緒に過ごす時

          母との関係に変化〜止まってきた時を動かす人〜

          頼られる人でいなくていいんだよ。スクールカウンセラーからのメッセージ。

          「なんか違うんだよな」 「頼られる人でいないと」 すぐ近くで活動しているスポーツ部の掛け声が響く 放課後のカウンセリングルームで、 私の目の前に座る女子高生は、呟きました。 私は、斜め向かいにスクールカウンセラーとして座っています。 はじめまして。 ゆずりや あやこと言います。 青森県の特別支援学校の教員を13年務め、 現在は、HSPや発達凸凹、愛着の課題のある人のためのコーチ・カウンセラーをしています。 今年度からは県立高校のスクールカウンセラーも始めました。 今

          頼られる人でいなくていいんだよ。スクールカウンセラーからのメッセージ。