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不登校は、親子が通じ合う瞬間をつくる。

県立高校からスクールカウンセラー緊急要請があり、
親子それぞれの面談をしてきました。

進学後、沈みがちな子どもの様子に
何かおかしい、と親御さんが気が付づいて担任に相談。

予定されていた夏休みの訪問を待たずして、
お話を聴く機会を設けたのです。


子どもの不登校(小・中学校)の人数が30万人を越えたと
昨年10月、文部科学省は発表しました。

この背景には、

子どもの気持ちに寄り添い、本当に辛いならば
登校するよりも、心と体を休めようと言える親が増えた
ことも、大いに関係していると私は見ています。


学校に行くのが辛いと感じる理由は様々です。
・成績が伸び悩む
・部活動がうまくいかない
・友達関係、先生との関係性
・不安を感じやすい気質
・ヤングケアラーで行きたくともいかれない
(ほんの一部ですが、挙げてみました)

ほんの些細なことがきっかけで、
ふいに涙が止まらなくなったり、
身体に力が入らずに動けなくなったりする。

そのとき、子どもが一番戸惑っています。

自分は一体どうしちゃったんだろう。
本当は頑張りたい、友達と仲良くしたい。
でも、出来なくなっちゃった…

親に心配を掛けたくない。がっかりさせたくない。
先生にも迷惑をかけている。
友達にも不信がられる。

こんな自分がバレてはいけない、という「恥」の感情。
このままの自分では生きていかれない、という「自責」。

子どもが、自分自身に向けている「まなざし」は
意外にも厳しいもの。


そんなときに、救いとなるのは
自分に向けられた親からの「信頼と愛に満ちたまなざし」です。


子どもの変化にいち早く気づけるお母さんは、
間違いなく子どもの普段からよく見ている証拠。

「私の育て方がいけなかった?」
なんて思う必要は微塵もなく、

子どもが辛い気持ちを
正直に打ち明けられる関係性が築けていることに
むしろ自信をもっていいんだよ!と言いたくなります。


不登校の数字だけ見れば、
不登校という文字だけ見れば、
なにか改善せねばならぬ「問題」があるかのように感じられるかもしれない。


だけど、
私の目の前には、学校に行けなくなった不安をきっかけに
心を通わせようとしている1組の親子がいる。
ただ、それだけです。


これまで見てきた、子どもの姿を
親として信じ続ける。

今は、長い人生の中で
子どもから大人へ変化するための「調整」の時期。

心、身体、頭
アンバランスな自分を 少しずつ受け入れ、
成長していく過程を 温かく見守ること。


その中で、親子の会話が増えたり
最近はしなくなったハグをしたり。


不登校は、もしかしたら
親子の心が通じ合う瞬間をつくるためにあるのかもしれません。


今の状況が辛い、
どう子どもに関わっていいのか分からない。

そんなときは、個別相談にお越しください。
一緒に、今お子さんに何が起こっているのか
これからどう考え、どう関わっていけばよいのかを相談しましょう。

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HSP家族コーチ ゆずりやあやこ
~こころの矢印を変えれば、うまくいく~


・自分の特性や家族の悩み
 抱え込まずに手放す方法
・人に振り回させずに、楽に生きるヒント
などは

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■HSP×幸せの心理学(アドラー)×アサーティブコミュニケーション
3年間で70名の女性の継続サポート。
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■青森在住、37歳、共感力が高く涙もろいHSP
癇癪多め8才男子&甘えん坊5才女子
HSC2児を育てる母

■経歴
元特別支援学校教諭 13年
こころと発達の専門性を活かし、スクールカウンセラーに転身。
2022年~プロコーチとして独立。
アナザーヒストリー認定プロコーチ
2023年~HSP未来ラボ青森 代表
(月1回オンライン無料お話会開催)




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