「申し訳ない」=「私を好きになって下さい」??
私はどちらかと言うと悲観的で、周囲の人に対しても何かしてもらった場合、申し訳ない気持ちになったり、迷惑をかけていないかなぁと思って、申し訳ない気持ちになる。そして、それを最低限の謝罪の気持ちとして「申し訳ない」と言葉で伝えている。
しかし、これに対して最近読んだ本で、ハッとさせられた。
ワーママはるさんが紹介していた本ですね。
早速触発されて購入。。
「申し訳ない」と言う気持ちを言動に出すことで、自分は「ちゃんと正しいことがわかってるでしょ?」と謝罪した相手へ、「私は理解している」、「正しいことを分かっている」というアピールだと気付かされた。
それは根本としては、自己否定があり、ありのままの自分では他者に受け入れてもらうことができない、と言う考えが根幹にある。
正しいことがわかっていないと、自分は人から受け入れてもらえないと、心の奥底では思っている。
それを取り繕うために、「私はちゃんと正しいことがわかってるでしょ?」と言うメッセージを「申し訳ない」に込めている。
「申し訳ない」=「私は正しいことがわかってるでしょ?」=「だから私のことを受け入れてください」と言う方程式になっていたのだろうな。。
つまるところ、まるで相手への気遣いのような言葉として使用している「申し訳ない」は、その実、自分が受け入れられなかった時に傷つかないようにするための安全策なのである。
これまで「申し訳ない」を多用してきた私としては、今後非常に使いにくくなりました。。。
しかし、この考え方は非常に腑に落ちました。
これまでの自分の態度や、言動や、他者とのコミュニケーションに対して考えさせられる一冊でした。
まだ読んでる途中ですが、何度も読み見返す一冊。
今回読んだ本 ↓
タイトル : こころの対話 25のルール
作者 : 伊藤 守
出版社 : 講談社+α文庫
楽天ROOMに載せておきます。
よかったらどうぞ
https://room.rakuten.co.jp/room_e99e32b555/1700136007163156?scid=we_rom_iphoneapp_id_others
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