自分の信じるもの

みなさんはこれが自分の幸せだ!と言えるものはありますか?普通の人はなかなかはいでしょう。特に今の時代は時代の転換期なので迷っている人が大勢います。

現代はストレス社会と言われています。科学技術の発展により、生活は豊かになりましたが、心の方はどうやら貧しくなってしまったようです。それは現代に生きる人が1番理解しているでしょう。

ボタンを押せば米が炊けて、機械に話せば電気が点いて、スマホを見ればヒマにならない。しかしどこか満たされない。何か物足りない。それが現代病にかかった人たちでしょう。

人が畑を耕し、狩りをしていた時代にはそんな感情は無かったでしょう。現代になって出てきた現代特有の問題です。

もっと言うと科学を信じている時代の問題です。神を信じていた時代から科学を信じる時代に変化したときに人は心の豊かさを失ったのです。

別に神を信じろと言うわけではありませんが、科学信仰に欠点があることは明らかです。

その一つが、自然をモノ扱いすることです。人間が自然をコントロールできるただのモノとして扱う様は、現代人の人のつながりが薄くなった社会との関わり方と一致します。

金を稼ぐためだけに仕事をし、隙間時間をスマホで埋めるような、それぞれが孤立した社会が科学の信仰から生まれていると私は思います。

人間も自然の一部だったはずです。それは今でも変わっていないばすです。それを思い出さない限り、現代のつかみどころのない充実感の無さは続くでしょう。

自然とのつながり、人と人とのつながり、これらを再確認すれば、人類は新たなステージへと登るでしょう。

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