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作品のタイトル、大事です

 私は数年前からある投稿サイトに作品を不定期で投稿しています。
 この『塚田裕介』とは違う名前です。ちょっとこのペンネームで表現しづらいけど、自分が読みたいと思っていたものを別のペンネームで投稿しています。。
 この作品は、連作ものとして現在も続けており、20話くらいまで地道に物語を重ねています。
 あるサイトで「2000字〜3000字くらいであれば、読者が疲れない文字数なのでそれくらいに収めると良い」と書かれてあり、実際にそれくらいの文量の自作を読んでみて「疲れないけど、ちょっと物足りない」という実感があったためです。
 それ以来、1話あたり、2000字〜4000字くらいの範囲に収めるように書いています。

 さて、作品の第一話を書いてみたものの、良いタイトルが思い浮かばず、書いている作品ジャンルの作品を参考に、適当につけたタイトルでした。
 やはり、適当さに生まれた年代がにじみ出るのか、令和の作品にも関わらず、どうにも昭和っぽいタイトルになってしまいましたが、とりあえずスタートしてみました。
 閲覧数はそれなりに伸びて、嬉しいと言えば嬉しいですが、せっかく作品を作ったのだから、もっとたくさんの人に読んで頂きたい。
 どうしたら良いものか、と悩んでいたところ、ふと気が付きました。

「あ、仕事で作る提案書と同じで『刺さりそうな』タイトルつけりゃいいじゃん」

 内容で勝負だぜ、という方もいらっしゃると思いますが、どんなに良いものでも、興味を引かないと読んでもらえません。
 枝葉は違っても、考えることは仕事と同じ。いくら優れた商品を製造・販売していても、手に取ってくれる人が居なければ、埋もれてしまう。
 ましてや、こちら自分が創った作品なんです。出来る限り多くの人に読んでもらって、喜んでもらいたいのです。
 小説やエッセイなどの文字作品であれば、視覚で訴えることも難しいでしょうから、そのサイトに来る人達に読んでもらえる『刺さりそうな』タイトルをつける必要があります。

 と、言うわけで、投稿サイトにある作品の傾向を見て、タイトルをつけてみました。以前だったらつけなさそうなヤツです。
 今はこんな長いタイトルが好かれてるんだな、タイトルで中身がある程度わかるようになっているんだな、と感心しながら、タイトルを決めていきました。

 最新話投稿と同時にタイトル変更してみたら……驚きました。
 その日単体で、いままでで最高の閲覧数を稼ぎ出したのです。

 閲覧数報告をスマホを見て、桁一個見間違えたんじゃないか、と自分の目を疑ったものです(年齢的に老眼が近づいているんですよね)
 それ以来、更新はなかなかしませんが、以前より閲覧数は確実にアップしました。感想もいただくようになりました。

 媚びてる、というご意見もあると思います。それはそれで結構です。
 ただし、私としては、作品を読んでくださる方々がもっと増えて喜んでもらえるのであれば、出来る限りのことはチャレンジしてみたいと思っています。

 自分の作品、読んでもらいたいですから。

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