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やっぱり大好きな京都2泊3日 ❸


前回、前々回の記事を読んでくださった方がいましたら、ありがとうございます。


今回は、結婚2周年記念旅行最終日の3日目について。なんだかんだこの日が一番印象的だったかもしれません。

最終日は雨も上がり、少し肌寒いくらいの気候でした。
朝、チェックアウトを済ませ、この日はモーニングからスタート。

(前回の記事でも紹介していますが、チェックアウト後もその日の夜まで荷物を預かってくれるというサービスがあるこちらのホテルは本当に最強でした・・!)



モーニングは清水五条にあるこちらへ行きました。

レバノン料理を提供しているお店で、モーニングでは豆や野菜の副菜を(チキンも選べます)ピタで挟んで楽しめます。プレートに乗る副菜は写真からも見てわかる華やかさ。そしてここのピタは灰色っぽくて何故だろう?と色々調べていると、お店で使う野菜や豆の皮を乾燥→灰→パウダー状と加工して練り込んでいるのだとか。
なんという循環!
そしてこれだけ洗練された空間を作り出している、もう気になって仕方がない!ということで、早起きをして向かいました。

朝から店内いっぱいにお客さん。ドリンクメニューも豊富で、選ぶ段階でワクワク。空間に圧倒され少しの緊張感。モーニングは完全予約制なので、席に案内されてからはすぐにお料理が。
店内にある大きなテーブルの上は吹き抜けのガラス張り、どんなお天気でも自然の光が入ってくる。この日は曇り多めの晴れ間ありといったところ。優しい光がお料理を照らし、輝いていました。

一つ一つの副菜たちをゆっくりと味わいたい気持ちと、全てをピタの中に入れ込んだ時の一体感を味わいたい気持ちのせめぎ合い。
気づいたら食べ終わっていて、優しい川に流れているような不思議な感覚で時間に身を任せてなんだかうっとりしていました。

店を出ると、現実に戻ってきたみたいな(ずっと現実なんだけど)、そんな気持ちになりました。


そして鴨川沿いを歩いて次の目的地へ。のんびり川の向こうに見えてる景色を眺めながら、いつも通りの他愛もない話をしながら。これが私たちが一番やりたかったこと。時間を特に気にせず、まるで京都に住んでいるかのように。途中スタバに寄ってコーヒーを片手にゆっくり歩く時間は最高でした。

1時間程歩いて出町柳駅に到着、電車に乗り、茶山・芸術大学駅へ。

しっかり歩いてお腹を空かせて、ランチタイムはこちら。


もう、ここのお店、本当に大好きになりました。
まずは外観。

可愛すぎます。とても好み。
店内も広すぎず、狭すぎず。カウンターもあって、テーブルもある。最高。
カウンターから厨房内はあまり見えませんが、数人のスタッフさんでテンポよく料理から接客からこなしている。

道中で料理の口コミなどをチェックすると、結構辛そうで特に麻婆豆腐は山椒もかなりしっかり効いているのだとか。今回は(名物の)麻婆豆腐はお休みして、次回にしようと決めました。(食べれなかったら申し訳ないからね。)
今回は雲白肉(豚の薄切り辛みソースがけ)と日替わりにしました。

豚の薄切り辛みソースがけ
サービスランチのセットのスープ

(日替わり撮り忘れました)


ん〜〜もう本当に美味しかった。
確かに辛かったけど、辛いだけじゃない。香りと複雑な味わい。
私たちはカウンター案内されたのだけど、隣には常連と思しきお客さんたちが。それぞれのこだわりのオーダーの仕方でさらりと注文している。かっこいい。私もそうなりたいよ。

ごちそうさまでした。
辛くて旨くてご飯が進む、進む。お腹いっぱいになり、店を出るなり”あ〜また来よう”とすぐに思ったのでした。


その後はこのエリアで雑貨屋さんと古本屋さん2件を周り、本好きの夫は大量本を買い占めておりました。そして本を読むため近くで見つけた静かなカフェへ。(撮影禁止でしたので写真は撮っておりません)
ここで私はこちらを読みました。

この中の”ドライブマイカー”を読んだのですが、きっとこの物語を読むと、このカフェの風景を思い出すでしょう。そしてこの旅行を思い出すと、”ドライブマイカー”を思い出すんだと思います。


京都に住んでいるような時間の過ごし方、これができた最終日は特に面白かったですし、満足しました。こういう旅が好きなんだと思います。

心もお腹も満たされている私たちは、テイクアウトでサラダを買いそのまま新幹線に乗り込んで京都を後にしました。

帰りの新幹線で読書をしているとうとうと夢の中へ。

あ〜〜楽しかった京都。だいすきな京都。
またふらっと気軽に来たいな。



最後までお読みいただき、ありがとうございました。


今日が昨日よりもっと良い日になりますように。

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