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海が見える鉄路-神戸線 須磨〜塩屋間-

海が見える鉄道と言えばどこが思い浮かぶでしょうか。東海道本線の根府川付近、氷見線の雨晴付近、ことでん志度線の原付近など、海が見える区間は数多くあります。その中でもJR西日本 神戸線の須磨〜塩屋間は、通称スマシオはトップクラスで線路と海が近い場所の一つです。さらにこの区間の特筆すべきポイントは、複々線の幹線であること。各駅停車、新快速、特急、貨物列車まで色々な列車が複々線をひっきりなしに走る、海沿いの大動脈を撮ってみました。

  早朝。冬場に須磨浦公園から見る朝焼けは、寒さを吹き飛ばすくらい美しい色に染まります。きっと列車の車内からも素晴らしい朝焼けが見えているはずです。

こちらの写真はもう少し塩屋寄りにある陸橋での撮影。スマシオを情景的に撮る人には有名な撮影地です。この日は夏の湿度が高い日で雲が多かったですが、そのおかげで「天使の階段」を見ることができました。

色々な列車がひっきりなしにくるスマシオには、しばしば珍客も現れます。こちらの緑色の列車は、117系電車で運行された臨時列車。元新快速らしく、快速線を快調に飛ばしていきました。奥に各駅停車が被ってくれたので、快速線を走っていることがよくわかる1枚にもなったと思います。

ここで海を主題としない写真も出してみます。こちらは沿線の公園にある紅葉と神戸線を撮影した1枚です。あまり目立ちませんが、きちんと画面奥には須磨の海が見えています。

最後はブルーモーメントの時間帯に撮影した1枚。日暮れ時は海の方が先に黒くなるので、暗くても水平線はしっかりわかります。線路を手前に配することで、ブレている光が列車であることを強調しました。

スマシオは以前からよく通る場所なのですが、長期的に何度も撮影することで様々なアングルで撮影することができました。スマシオカーブだけではないスマシオの魅力が伝わりましたら幸いです。

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