見出し画像

パナライカ15mm f1.7〜「広角好きに敢えてオススメしたい"ちょい広角"単焦点」〜

最近お気に入りのPanasonic LEICA DG SUMMILUX 15mm / F1.7 ASPH。今日はこのレンズへの愛を語っていく。一言でいえば、「広角好きに敢えてオススメしたい"ちょい広角"単焦点」だ。

解放F1.7という明るさと携行性について

F1.7と単焦点にしてはやや控えめな明るさだが、フォーサーズでも解放にすればそこそこのボケは出る。解放から描写が安定しているため、解放を積極的に使うことができるのも、このレンズの良さの一つだ。
明るさを控えめにしている効果もあってか非常にコンパクトにまとまっており、GX7markiiのようなコンパクトなカメラとの相性も良い。

15mmという焦点距離について

35mm換算30mmの焦点距離。標準よりの広角レンズ、言うなれば「ちょい広角」レンズだ。
自分のお気に入り焦点距離は広角の12mm(換算24mm)。15mmにすることでいつもの間合いで立つと少しだけ寄りの構図になるのだが、それがかえって主題の整理に役立っているように思う。レンズでいうと3mm、換算で6mmの差だが、この辺りの焦点距離における6mmは結構印象が変わる。それでも換算35mmや50mmに切りかえたときのような、全く違う印象にはなる違いでもない。24mmの間合いと構図構成を頭に浮かべた状態で構え、少しだけ引き算する、という感覚で撮るとちょうど良い。

※掲載している写真のうち一部はアスペクト比を変更しているためきっちり焦点距離換算30mmではないが、幅の変更はない。フォーサーズ換算24mmで3:2を撮った時と、フォーサーズで換算30mmで3:2を撮った時でも結局同様に「いつもより少しだけ長い」は体感しているので、この話を書いた。

パナライカの描写について

本当のLeicaを使ったことがないので、Leicaとパナライカとの違いは分からない。だが、現実離れしない程度にドラマチックな描写をしてくれるレンズだということは言える。特に寒色系の被写体や白黒写真を撮影したときの、深みのある表現は秀逸だ。

あとがき

性能一辺倒というより、良い意味で情に訴える描写をするレンズだという感想を持った。解放F値が極端に明るいわけではないし、カリカリ描写でもないが、確かな個性と思想がある。今まで持った中で一番好きな単焦点は何かと聞かれたら、確実に候補に上がってくるお気に入りレンズである。

各SNSで新作発表中です。

→Instagram @misha_okauchi

→Twitter @_okka3785

https://twitter.com/okka3785

ホームページ

YouTube

Tiktok始めました



この記事が参加している募集

カメラのたのしみ方

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?