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ダイエット中の身体は私に言った。お前の食物嗜好はどうでも良い

こんにちは。Kihanaです。
今回はエピソードがらみでの健康話です。

🟣半端ない食い道楽だった私の祖父

今回は私のもう亡くなった祖父のお話を。祖父は食通には堪らないと言われてる博多で、証券会社勤務してました。かなり羽振りも良かった様ですが、とにかく食い道楽だったようです。明治生まれですから今とは考えた方が違います。

祖父の考え方 → 美味しいもの=身体に良いもの
                         →満腹=身体に良いこと

お肉やお魚、お菓子は美味しいからスキ、身体に良いだろう。例えばニンジンみたいなものは味も不味いからキライ、身体に良いかなんて知らん。本当にキライだったらしいです、、

分からないではないです。当たっている部分もあるから。
今なら笑い話ですが、でも笑えるのか?と思ったのです。

🟠いつも美味いものがチラつく煩悩

今考えると、
科学的な考え方 → 美味しいもの≠身体に良いもの
                             → 満腹≠身体に良いこと

でしょう。ダメなものなのに甘さや、オイリーさ、味の濃さだけで美味しいと誘ってくるものがたくさんあります。満腹なら良いということもないです。

今2020年ですが、私の祖父が好きなものだけを正当化してたのと同じように、それが身体に良かろうが悪かろうがバランスや量は無視して、やはり人は相変わらずなるべく口に美味しいものを優先して食べたい気持ちは変わらないのです。

それで売り易いから作るし、食べる方も食が進むだけで美徳と考えるから、社会全体が安易に「美味しい」をプッシュしてきますね。

🟢身体が喜ぶものは、人間の嗜好とはかなりズレている

身体が本当に欲しがっているものとはギャップがかなりありそうです。
例えば焼肉ガンガン食べて、ビールを飲む。口が美味しいと思っても、我々の身体の方はアルコールなんて1滴も欲しがってませんし、一度に大量の肉のタンパク質も脂肪も欲しがってはないのです。

他にも例えばポテチとコーラでオヤツします。体はただのきれいな水が欲しいし、もっとバランスの良い食べ物の方がうれしいはずです。

構わずそれを追求すれば極端な話、アメリカ人に見られるような超肥満体質になる訳です。
日本人はそんなに食べないよ、と笑うかもしれないですが傾向としては同じでしょう。

何時だって身体が欲しいと思うものは、バランス良く体を維持しやすいものです。口に美味しくて適当にお腹が膨れれば良い、では結果として100年前の私の祖父とあまり変わってないなと思ったのでした。

今回もご覧になっていただき有り難うございました。