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5-7 採用はストーリーで取り組む

ソフトウェアと経営マガジン第55回です。ピープルマネジメントの活動のうち、特に大きな課題となりやすい採用について今回と次回で触れていきたいと思います。今回は、採用施策の骨子となると考えている採用において伝えていくストーリーの話、その具体的な作り方などを書かせていただきました。

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採用という課題

前述の通り、ピープル・マネジメントの仕事として採用は大きな割合を占める。そして採用は自分がスタートアップ含む様々な企業から相談を受ける経営課題の中でもTop3に必ず入るほど多くの方の悩みのタネでもある。

ソフトウェア経営的な組織では、組織およびソフトウェアの一体な設計のもとでそれぞれのチーム(=構成モジュール)が定義される。それぞれのチームで必要な人材は必要な職能が明確になり、多くの場合それは専門性の高いポジションとなる。

専門性高い人材の採用は、現在の採用市場を眺めると重要な課題である一方非常に難易度が高い。そのため事業課題上の大きな割合を占めるという結果になる。参考までに私自身について言えば、その課題に向き合うべく日々の業務において思考量や時間の3~5割は採用に常に当てている。それほどまでに採用は重要な課題なのである。

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