5Gビジネス を読んで

今更ながら、日経文庫より出版されている「5Gビジネス」を読みました。2019年6月に出版され、ようやく手を出すことができました。

世の中の動きについて今以上に理解を深めていきたいと考え、まずは2020年1番ホットな話題5Gについて学びました。


5Gビジネスを読む前

5Gになると通信速度が速くなる・・・

VRが発展しより臨場感をネットで味わうことができる・・・

くらいにしか5Gに関して理解していませんでした。

世の中がどう変化するか想像することができませんでした。

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5Gビジネス要約

5Gが発展することで様々な業界の革新のきっかけとなります。

今までは企業に対して、Softbank/KDDI/docomoといった通信業者が法人回線獲得で争っていました。

今後は、企業の目的や開発によって通信業者を選択する形に変化します。

(例)トヨタ自動車

トヨタ×Softbank ⇒ 販売面でのシステム開発

トヨタ×KDDI ⇒ 車とクラウドを繋ぐシステム開発

トヨタ×docomo ⇒ ロボットなどの研究のシステム開発

といったように用途に合わせて連携する企業が変化します。

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上記でも分かるように、5Gの発展で変革される企業は通信業者だけではありません。

・VRや動画コンテンツの拡充が期待されるエンタメコンテンツ

・自動運転といったインターネットに接続された自動車の開発が期待される自動車業界

・遠隔での診断・手術、ロボット開発での人手不足の解消が期待される医療・介護

など様々な業種での変革が期待されます。

自分たちの生活のありとあらゆる面がインターネットに接続された仕組みで提供されるようになります。


5Gビジネスを読んで思ったこと

かなり要約を簡易的にしてしまいましたが・・・


この本を読んでいく中で思ったことがありました。

「こんなに世の中便利になったら、使いこなせなくなる人今以上に増えそう・・・」

仕事柄、PCやスマホの操作をITリテラシーが満足にない60代以降の社長に説明することが度々あります。メールの送信も苦手で未だにFAXでやり取りすることも多々あります。

超高齢化社会と言われる日本で、5Gによるシステムの発展が行われても、使いこなせない層(60代以降)が多い為、宝の持ち腐れになる恐れがあるのではないでしょうか。


ITリテラシーの低い層に対してどのような対策を打っていくかも、今後の5Gビジネスにおいて考えるべき課題であると、社会人経験少ないなりに考えました。




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