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さのゆ
2019年6月12日 14:42
こんな今よりも昔はもっと幸せだった。そう感じることって誰しもあることなのだ。**めぐり逢いて 見しやそれとも **わかぬ間に 雲隠れにし 夜半の月かな《現代語訳》久しぶりに巡り合ったのに見たのがあなたかどうかも分からないうちに帰ってしまった(まるでそれはすぐに雲に隠れた夜中の月のように)百人一首は久しぶりだ。最近はもっぱら更級日記だったから良い心機一転になる。そんなことはさておき
2019年1月16日 00:33
あなたが死ぬ前に会いたい人は誰ですか。あらざらむ この世のほかの 思ひ出に今ひとたびの 逢ふこともがなもう古典文学の中での色女といえば、和泉式部さん。恋多き彼女の晩年の歌。《現代語訳》私は死んでしまうでしょう(来世の) 思い出になるようにもう一度(あなたと) 会えたらなぁ 《和泉式部の恋愛遍歴》①橘道貞…数年で破局②為尊親王…結婚して一年で病死③敦道親王…為尊親王の弟、結婚
2019年1月11日 17:20
百人一首って誰しもどこかで、聞いたことあると思う。例えば、広瀬すずさん主演の「ちはやふる」とかね。あれも百人一首がベースになったストーリーになっているのよ。昔の人の恋愛の仕方って凄く複雑な感じがするけど、なんだかんだ今はとは変わらなくって。なんなら感性に関しては今よりも遥かに美しいかもしれない…。と私は思っているわ。恋をしてる人もしてない人も、これを読んでみてほしい。第1回目は平兼盛が堪え