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18/100 《整形前夜》


こちらは穂村弘さんのエッセイ。
ポストに郵便物が届き 開けてみたら
この本だった。
これ買ったっけ?と思って履歴を見たら
買っていた。
自分が怖い…。以前 私はピンクの表紙の本を選ぶ傾向があるというようなことを書いた気がするんだけど
もはや無意識にピンクの本を
ポチるようになっていたとは…。
と思いながら読んだ。

このなかの「本を贈る」というエッセイで思い出したんだけど
私のなかで とある本を
贈るブームがあった。
とある本とは タブラ奏者であるU-zhaan(ユザーン)さんの呟きがまとめられた本
《ムンバイなう》だ。
これが好きすぎて 
ことあるごとに この本をプレゼントしていた時期がある。
驚いたのは 数年前 今の家に越してきたんだけど
どうやら近所に
U-zhaanさんが住んでるらしく
よくコンビニから出てくるところを
目撃する。
これが「引き寄せ」というやつだろうか?

そういえば それよりもっと前
クリスマス会だか忘年会だかで
プレゼント交換をしようと企画し
何を贈るか悩む人が出てくるだろうと
(特に男性)本縛りでプレゼント交換を
したことがあった。
誰のプレゼントが誰に当たるかは
クジで決まる。
私がその時引き当てたのは
《ハチミツとクローバー》という
マンガだった。当時20代。
もうマンガなんて読んでなかったんだけど(のちに 仕事の関係で少年マンガにふれることになり 《NARUTO》や《BLEACH》にハマることになる)
読んでみたら面白くて 続きを自分で
購入したことを思い出した。←貰ったのは5巻くらいまでだったかな。
私が何の本を選んでプレゼントしたかは
覚えていないけど
また本のプレゼント交換やりたいな。
今なら私は何をチョイスするだろう…。
考えただけでニヤニヤしてしまう。

穂村さんが 43歳で初めての海外旅行に行った話を読んで 心のなかで 
負けた!と叫んだ。私は5月で43歳になるが 
海外に行く予定はない
行く気もない。
行く気もないのに 
負けた!という感覚になる不思議。

穂村弘さんの本は以前読んだことがある。
それは《世界音痴》というタイトルと
表紙がインパクトのある本だった。
穂村さんが回転寿司屋にいるというそれだけなんだけど なんだかすごく強烈で
買わずにはいられなかった。
このエッセイを読んだとき
なぜかわからないけど 
近いものを感じた。

そして《整形前夜》を読み改めて思った。
愛しい人だなぁ。







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