16/100《とんまつりJAPAN》
表紙のインパクトのスゴさ!
わかる人には一瞬でわかる
装丁 横尾忠則さん。
こちらの本は みうらじゅんさんが
とんまなまつり通称とんまつりを見に行ったレポ。(奇祭のことです)
この本が出たのが2000年。
当時は もちろんスマホなんてものはなく インターネットで何でもかんでも検索できるような時代では
まだなかったんですよね。
とんまつりを追い求めるみうらさんが
本屋で情報を探しまくっている
描写が とても時代を感じました。
私も同じような頃 テレビの放送作家見習いをしていて 私の担当は
謎を科学的に解明するような番組だったんです。
そのため マスコミ御用達の図書館のようなところに行き(もうないだろうな)
霊的現象など不思議な出来事を探しまくっていたことを思い出しました。
今ならわざわざそんなところに行かなくてもスマホで すぐに大量の情報を見ることができますよね。
そのあとに働いた会社はリサーチ会社で
テレビ出演してくれる素人を探しまくってたんですけど
タウンページでいろんなところに
電話をかけまくったり 街にキャッチに
行ったりもしてました。
例えば 上司に「大家族探しといて」と
言われたとき 当時の私はどうしたかと
いえば 産婦人科に片っ端から電話をかけたし(今じゃ絶対ダメだと思いますが 20年以上前は 今よりおおらかな時代だったので教えてくれるところもありました。)
「イケメン探しといて(一般の人)」と
言われれば
メンズのヘアカタログからイケメンを探し担当美容室に電話してイケメンを繋いでもらったり…。もちろんキャッチにも行きました。
探しているターゲットはどこにいるのか?を自分で考えて行動をしなければならなかったんですね。
今なら そんなことせずとも簡単に SNSで探したり募ったりすることができますよね。
あの時代は すごく不便な時代だった
けど
私はそんな時代も通ってきて
よかったかなとも思うんですよね。メチャメチャしんどかったけど なかなか出来ない経験をしたな。
って なんか とんまつりから
だいぶ離れてしまった…。
←いつも絶対 脱線する私の読書感想文(笑)
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